幹事クリタのコーカイ日誌2018

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2月17日 ● 羽生と宇野の金銀。

 今日はいろいろとビッグニュースがありました。平昌五輪では羽生結弦が金、宇野昌磨が銀というワンツーを決めてくれましたし、将棋界では藤井五段が羽生2冠を破り、さらにタイトルも獲得して六段昇格を決めました。そしてロッテルダムではフェデラーが最年長記録となる世界ランキング1位返り咲きを決めました。どれもこれもビッグニュースですが、今日はまずスケートの話題にします。

 羽生の金メダルは昨日のSPを見た時点で揺るぎないものに思えましたが、実際に達成してみるとやはり五輪連覇というのは大記録だと思います。しかも今回は直前の大怪我を乗り越えてのものだけに、彼の精神力の強さ、そしてこれまで培ってきた技術の高さ、どちらもスーパースターの領域だなと感動しました。

 昨日と今日の羽生のインタビューを聞いていると、自分自身に対する信頼感が並外れています。同じようなアスリートとしてはイチローや澤穂希、伊達公子、谷亮子といった、他の競技のスーパースターを思い出させます。唯一無二、絶対的存在への領域にあの年齢で達しているところが羽生の凄さです。

 そして羽生の後ろを追い続けてきた宇野が銀メダル。この結果には羽生以上に驚きました。ネイサン・チェンや金博洋、ドミトリー・アリエフといった同世代の若手スケーターが塊となって羽生を追ってきていましたが、その中で宇野が頭一つ抜け出しました。愛知のスケート界にとっても嬉しいニュースです。

 日本人の金メダル候補が悔しい銀メダルに終わることが続いた今大会ですが、羽生と宇野の金銀獲得で、この後に一気に弾みがつくかも知れません。


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