幹事クリタのコーカイ日誌2018

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2月12日 ● 高木の銀、高梨の銅。

 平昌五輪で注目の日本のメダル候補、女子スピードスケート1500mの高木美帆が銀メダル、女子ジャンプノーマルヒルの高梨沙羅が銅メダルを獲得しました。どちらもテレビの生中継でじっくりと見ましたが、2人ともしっかりと実力を発揮しての結果でしたから本当によく戦ったと感じました。

 高木は1500mが一番得意な種目だけに金メダルも期待されていましたが、オランダのレジェンドであるイレイン・ブストが見事な滑りを見せました。高木の記録も十分に金メダルに値するものだっただけに、それを上回ったブストを誉めるしかありません。そして3位も4位もオランダ勢だったのですから、高木はよくそこに食い込んだと思います。

 ジャンプの高梨は今季ルンビ、アルトハウスにW杯で大差をつけられて負け続けていました。この2人には勝てないとしても、何とか3位に入ってせめて銅メダルを獲得してほしいと願っていましたが、本当にその順位通りに3位に食い込みました。こちらも見事だったと思います。

 ジャンプは風次第という難しい側面がある競技だけに、時々番狂わせが生じます。しかし今回は上位3人が風も関係なく実力を十分に発揮しました。高梨にとってはソチ五輪で4位に沈んだ時のことを思えば、今回の銅メダルは「よくやった」結果だと思います。まだ21歳ですし、今後も競技生活は続くことでしょうから、ここから再び女王の座を目指して戦っていってほしいです。

 見ている側として残念だったのは高木のレースと高梨の1回目のジャンプの時間帯が完全に重なってしまったことです。どちらも見たかったのですが、仕方なく高木の滑走にチャンネルを合わせて応援していました。どうしようもなかったこととは言え、テレビ局としても視聴者が分散してしまってさぞかし残念だったことでしょう。


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