幹事クリタのコーカイ日誌2018 |
1月20日 ● 大坂なおみ大活躍。 全豪オープンもベスト16が出揃いました。日本人選手では大坂なおみが勝ち残っています。2回戦、3回戦と立て続けにシード選手を破ってセカンドウィークに駒を進めました。そして次の対戦相手は第1シードのシモナ・ハレプ。いよいよ大坂が本格的に世界トップへと挑み始めました。 大坂の武器は何といっても恵まれたフィジカルから生み出されるパワー。特に約200km/hの弾丸サーブは女子選手の中でもトップクラスです。反面、メンタルが乱れることが多く、シード選手に勝つのに格下にもあっさり負けてしまいます。大舞台になればなるほど強いのは頼もしいのですが、その強さを常に維持できないのがまだ若さなのでしょう。今後の課題はいかに冷静さを保ちミスを減らしていけるかにかかっています。 男子の16強は新旧入り乱れて面白い組み合わせになっています。トップハーフはナダルが順調に勝ち上がっていて、このままチリッチとの準々決勝に進みそう。あとはディミトロフとの準決勝をいかに乗り切るかですが、そのディミトロフは次に地元キリオスとの対決です。両者とも若手ではなく中堅になってきていますが、どちらが勝ってもナダルとの準決勝は面白くなりそうです。 ボトムハーフのフェデラーも順調です。ベルディヒがデルポトロを倒してくれたので、フェデラーも準決勝までは安泰でしょう。そこに勝ち上がってくるのが誰になるのか?シード順でいけばティームなのですが、やはり怖いのはジョコビッチです。こちらも極めて順調にファーストウィークを乗り切りました。 ジョコビッチの次の対戦相手は韓国のチョン・ヒョン。次世代のエース候補の1人で、ズベレフとの次世代対決を制して勝ち上がってきました。これは面白い対戦です。チョンの勢いかジョコビッチの地力か。準決勝はナダルvsキリオス、フェデラーvsジョコビッチと予想しますが、どうなることやら。 |