幹事クリタのコーカイ日誌2018

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1月14日 ● 電影少女ドラマで復活。

 テレビ東京系で始まった『電影少女-VIDEO GIRL AI 2018-』を見ました。ドラマ24という深夜の若者向け枠ですが、原作が90年代の黄金時代だった少年ジャンプに連載されていた桂正和の人気マンガ。僕にはとても懐かしい作品ですし、恐らく30代以上にはファンが多いと思いますが、果たして今の若者に受けるのかなぁと当初から疑問を持っていたのですが、いろいろと工夫を凝らしていました。

 まず若者向けに設定を当時の25年後の現代ということにしたこと。なにせビデオガールです。いまどきビデオはないよなぁと思っていたら、25年間封印されていたヒロインが当時のままで復活したという設定。タイムスリップ的要素を取り入れることで、古い原作を現代風にアレンジしたのは良いアイデアだと思いました。話の内容にもひねりが効いて深みが出ますし。

 そしてヒロインに人気の西野七瀬をキャスティングしたこと。これは恐らく賛否両論あるでしょう。原作に比べて胸が小さい、もっとエロい方が良いという意見もあるでしょうが、乃木坂46のセンターという「制約」がある西野が演じることで、露出過度にならず深夜枠とは言え地上波ドラマとしてはギリギリの品の良さを保つことができています。

 もちろん、もっと過激な作品を期待していた人もいることでしょうが、逆に乃木坂ファン、西野ファンからしたら「やり過ぎ」感もあると思います。ショートパンツや入浴シーンなど体を張ったサービスカットが多いだけではなく、主人公にやたらと抱きついたりして、恐らく熱心なファンは「やめろ!」と叫んでいることでしょう。このあたりの演出の匙加減を間違えると、原作ファンには物足りず、西野ファンにしたら見たくないという、どちらにも不満だらけということになりかねません。

 ちなみにこのドラマ、初回のオンエアが終わったばかりですが、すでにアマゾンプライム会員だけの先行配信で2回目も見られます。もちろんプライム会員の僕は2回目も見てしまいましたが、ここまでは意外に面白かったです。まあ脇役のキャストにもう少しお金をかけてほしかったかなとは思います。せめて乃木坂メンバーをもっと起用しても良かったのではないでしょうか。今後ゲストで出演したりするんでしょうかね。


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