欅坂46のセンター平手友梨奈が、右腕の上腕三頭筋損傷の怪我（全治1ヶ月）を負っていたために、今月末からの欅坂46の武道館公演２日間を中止するそうです。２日間ともけやき坂46（ひらがなけやき）の単独公演に振り替えるそうで、けやき坂46は前日にも武道館での公演をするので、３日連続公演となるそうです。

　何が驚いたって、平手が１人怪我をしただけで武道館２日間の公演中止って、どれだけ平手頼みのグループかということです。これがサザンで桑田が出られないとか、ドリカムで吉田美和が出られないとかならわかります。それはそもそも公演が成立しないしファンだって見る気になれないでしょう。

　しかし欅坂は違います。いくらセンターの平手を中心にした楽曲が多いグループとは言え、基本的にはメンバーみんなで歌い（ほぼ口パクですが）踊るアイドルグループです。これが全盛期のAKB48だったら前田敦子がいなくても代わりに大島優子でも渡辺麻友でも良いからフォーメーションチェンジして誰かをセンターに立てて普通に公演を行ったでしょう。欅坂だってやってやれないはずはありません。

　平手以外のメンバーにしたら「わたしたちは何なんだ？」となるでしょうし、何よりファンが平手がいない「だけ」の欅坂に対して公演を中止にするほど関心がなくなるとは考えられせん。むしろ平手以外のメンバーがセンターに立つ欅坂はどうなのかと見てみたいのではないかと思います。

　それにしても平手の健康状態は心身ともに心配です。あれだけ若くして存在感のある逸材はそうそういません。潰さないできちんと育ててほしいものです。