最近の力士は体にサポーターだらけでみっともないという話を時々聞きますが、なにせ怪我が多い競技だけに仕方ないのではないかとも思います。まあ白鵬の場合は腕のサポーターの下に何か仕込んであって、それでかち上げをかましているのではないかという怪しげな噂もあったりはしますが。

　で、50代後半のオジサンもテニスを熱心にすればするほどサポーターの数が増えていきます。エルボー対策に右肘にサポーターをつけたのは数年前からですが、先日から右手人差し指にも指のサポーターをつけています。突き指防止です。これが結構具合が良くて、しっかり指をガードしてくれるので、全く痛みがなくなりました。フォームの矯正にもなりそうなので、寒い間はずっと使い続けるつもりです。

　そして先日来の腰痛対策として腰のサポーターもつけることにしました。先週のテニスの時にテニス仲間のお医者さんが自分で使っているファイテンの腰サポーターが良いですよ、と教えてくれたので、5000円以上する高価なものでしたが思い切って購入してみました。肘や指のサポーターと違って大枚をはたいたのですから効果がなかったら泣きます。

　今夜山本麻友美プロとの練習会で初装着。思っていたよりも薄くて頼りない感じがします。ソフト、ミドル、ハードと３種類ある中で、テニスの動きが制限されないようにとソフトを購入したのが失敗だったかもと不安を感じながらテニスをしてみました。頼りない感じがする反面、動きにくいということは一切なく、つけていない時と同じ感覚でテニスができます。

　２時間テニスをしている間、腰の痛みよりも気になったのは右足首でした。去年もこの時期に肉離れをしたので、足の怪我だけは避けたいなぁと気をつけながら走っていましたが、腰のことは全然気にもなりませんでした。山本プロの妹分の元インカレ女王Ｔ村さんからも「クリタさん、今日は調子良いですね」と言われました。自分ではいつも通りでしたけど、その「いつも通り」動けることこそが大事なのです。

　テニスが終わって帰宅し、すぐにお風呂に入ろうとサポーターを外したら、急に体が重くなりました。頼りなさそうなサポーターでしたが、実際にはちゃんと腰を支えてくれていたようです。今日だけではまだわかりませんが、少なくとも悪いことは何もなかったので、指サポーター同様に腰のサポーターも寒い間は使ってみようと思います。こうしてますますサポーターだらけの体になっていくんでしょうね。次は膝か足首かなぁ。