幹事クリタのコーカイ日誌2017

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11月9日 ● モテとダイエット。

 今年に入ってから体重が右肩上がりを続けています。特に夏以降は顕著で、自分史上最高記録を更新し続けていて、このまま冬に突入するとかなり本格的にヤバい状況に陥りそうです。年明けには恒例の人間ドックがありますが、それまでに少しでも体重を落としておきたいのですが、一向に落ちる気配はありません。

 もちろん気持ちだけで実際に対策は取っていないのですから体重は落ちません。地道に食事制限をして運動をすればいいだけのことですが、それができないのが最近の傾向。昔は「よし、痩せるぞ」と本気で思えば痩せられました。10kgくらいの減量は何とかなったのです。ところが最近は「痩せるぞ」と思っても、実際に動き出す最初の一歩が出ません。

 なぜなのか考えると、やはりモチベーションがないということが大きいです。いま痩せたい理由は健康上の問題と美容的な問題、さらにはテニス的問題があるからですが、30代の頃のダイエットの最大の目的は「モテたい」という、もっとも現世利益的にわかりやすいニンジンがぶら下がっていたからです。30代にとって「モテ」は大きなモチベーションになりました。

 ところが50代も半ばになると「モテたい」は大きな動機にはなりません。もちろんモテれば嬉しいのですが、痩せたからと言って実際にモテるようになるかというと「そんなことはない」というのもわかっているからです。

 50代のオジサンがモテるかどうかという分岐点は体重ではありません。「経済力」とか「余裕」とか「会話の面白さ」「知識の深さ」「優しい」「偉ぶらない」などというポイントの方が大きくなってきます。もちろん見た目も大事ですが、それ以上に中身(財布の中身も含めて)が伴わないオジサンはモテるはずがありません。見た目で勝負できるのは30代までです。

 さらに言えば「モテたい」欲そのものが減退していることもダイエットに身が入らない理由です。若い頃ほどどうしてもモテたいとは今は思っていません。女の子にモテればもちろん楽しいですが、大変なことも多いです。常にトラブルとストレスも伴ってきますから、決して楽しいばかりではありません。体力も時間もお金も削られます。そうまでしてモテなくても、他に楽しいことがたくさんあるからなぁとわかってきます。

 以上、ダイエットに身が入らない言い訳でした。医者にこんな話をしたら「その前に死ぬよ」と言われてしまいそうです。


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