幹事クリタのコーカイ日誌2017

[ 前日翌日最新今月 ]

11月4日 ● 日本シリーズ決着。

 ソフトバンクが日本シリーズを制しました。パ・リーグをぶっちぎりで優勝した実力日本一のチームがセ・リーグ3位のチームに負けるはずはないと思っていましたが、終わってみれば3位のチームが大健闘して面白いシリーズでした。DeNAの選手には本当に拍手を送りたいと思います。

 勝負を分けたのはやはり選手層の厚さだったと思います。打線に関して言えば、主軸しか得点が期待できないDeNAに対して、ソフトバンクは上位から下位、さらには控えまで期待できる選手が並んでいました。リリーフ陣も同様です。本来は先発の井納までリリーフに回したのは、それだけDeNAの中継ぎが駒不足で信頼感がなかったせいでしょう。中心選手も控え選手もソフトバンクの方が全体に一枚も二枚も上という印象でした。

 今日の最終戦でも抑えのエースと4番の力量の差が明暗を分けました。サファテが3イニングを無得点に抑え込み、4番内川が起死回生の同点ホームランを放ったソフトバンク。内川に打たれた山崎とサファテの差、そしてサファテにチャンスで三振に切ってとられた筒香と内川の差が出ました。

 もっとも戦力的に大きな差があることは戦う前からわかっていたことです。それでもここまで粘って好試合を繰り広げたDeNAは素晴らしかったし、日本シリーズに出る資格があったチームだということを証明してみせました。DeNAのファンも敗れたとは言え満足感は高かったのではないかと思います。

 ただ内川はDeNAの選手でありながら「優勝争いができるチームで戦いたい」と言って出て行っただけに、裏切者感はあります。もしこれが阪神だったらファンから相当ひどい野次が飛んだのではないでしょうか。横浜のファンはお行儀が良いからそんなことは言わないと思いますけど。


gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」

テニス好きなら「幹事クリタのテニス日誌」