３週連続の雨で中止が続いたサークルもようやく今日はできました。秋空が爽やかで風も弱くまさにテニスするにはベストの気候。４週間ぶりということもあって、ついつい張り切って４時間たっぷりやったら、最後はかなり疲れてきつかったです。平日夜に２時間テニスはやっていましたが、やはり４時間みっちりとなると疲れ方が違います。

　特に今日は最初に他のコートでテニスをしていた男性たちから「メンバーが１人足りないので貸してくれませんか？」と頼まれて、知らない人たちと１セットやったので、余計に疲れが増しました。昔はよくテニスコートでこういう「貸し借り」の依頼があったのですが、最近はあまり「人数足りないから貸して」ということもなかったので、久々の知らない人たちとのテニスに緊張しました。なんでも４人目が間違えて他のテニス場に行ってしまったそうで、到着するまでにかなり時間がかかるらしいとのこと。

　知らない人たちにいきなり混じってテニスするのは気を遣います。まず極力マナー良く、言動も紳士的に、セルフジャッジも疑わしきは相手有利に。プレースタイルもボディアタックとかせず、むやみやたらとポーチにも出ず、裏をかいたドロップやストレートロブも極力封印して、正統的なクロスラリーをメインに始めました。

　３人の男性はみな推定30代前半から半ばくらい。「中上級」と名乗っていましたが、本当にちょうど良いレベルの人たちで、僕が無理せずに一緒に楽しめるくらいの腕前でした。もっともお行儀よくクロスラリーばかりしていたら途中から立て続けにポーチに出られたので、こちらもストレートパスやロブも使わざるを得ませんでしたが、スコアも6-4と一方的にもならず本当にちょうど良い感じで最後まで楽しくできました。

　勝ち負けよりも大事なのは４人目としての役割、すなわちダブルスゲームを楽しく成立させることだと思ったので、それができて良かったし、たまにはジェントルにテニスするのもいいものです。まあこう書くといかにも普段は「お行儀が悪い」テニスをしているみたいですが、仲間内なのでちょっとスパイスの効いた野次を飛ばしたり、相手の裏をかくようなショットを打って喜んだりしているくらいのことですけどね。