幹事クリタのコーカイ日誌2017

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10月18日 ● 幾島はスケバン刑事だった。

 不倫騒動で来年の大河ドラマ『西郷どん』を斉藤由貴が降板しました。正直、芸能人が不倫をしても僕には1ミリも関係ないので、それで仕事を降りる必要性は全く感じませんが、世間には芸能人の不倫をゴキブリ並みに嫌う人も結構いるようなので仕方ありません。本当に残念なことです。

 で、斉藤が演じる予定だったのは篤姫の教育係の幾島でした。かつての大河ドラマ『篤姫』で松坂慶子が演じた役です。あの松坂版幾島はなかなかヒットでした。宮アあおいの篤姫とは実に良いコンビでした。ちなみに松坂慶子は『西郷どん』では西郷隆盛の母役だそうです。

 さて斉藤由貴の代役に決まったのがなんと南野陽子だそうです。ナンノちゃんが幾島役で篤姫を演じる北川景子の教育係とは、本当に時代も変わったものです、が、そういう感想ではなく、斉藤から南野と言えば当然スケバン刑事です。まさかの初代から2代目へのバトンタッチ。NHKは当然わかっていて話題作りも込みで狙ってやってるんでしょう。

 もちろん当時のアイドルファンとしては「おおっ!」と盛り上がるわけです。女優としての実績で言えば斉藤の方が上です。勢いもあります。ナンノちゃんも女優業をやっていますが斉藤にはかないません。でもだからこそ代役としてうってつけというか、逆なら受けなかった可能性がありますし、本人もスケバン刑事の因縁もあって納得したのではないかと思います。

 ちなみに主人公の西郷役の鈴木亮平も堤真一が断ったために主役に抜擢されたと報じられていますが、代役だろうがなんだろうが、面白いドラマになればいいのです。今回のキャスティングは話題作りのためのジャニーズやお笑い芸人の起用も少なめで(錦戸亮とか塚地武雅とか出ますけど俳優としても実績があるのでまあいいかなと)実力のある面々が並んでいますので、結構楽しみにしています。


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