クイズ芸人としてテレビで売れっ子になっているロザン宇治原。クイズ番組大好きな僕はこれまでイヤというほど彼をテレビで見てきましたが、博識と言ってもクイズ好きからしたら「まあまあ」程度だと思っていました。なにせ芸能人の知識レベルは全体に低すぎます。あの中では知っている方だよねぇ、くらいな感じです。

　しかも芸能人だけで行うクイズ番組はバラエティですから基本的に演出が入っています。「やらせ」があるかどうかはわかりませんが、事前にヒントとか予習ができるくらいの出題範囲の提示くらいはあってもおかしくありません。実際、クイズ番組を見ていると「後の問題で正解になる誤答」をする出演者がいることがあって、そういう時は事前に何らかのヒントが出ているんだなとわかります。

　そんな「やらせ」疑惑を断ち切るためか、宇治原が今日の「アタック２５」に一般人と一緒に出演していました。しかも予選を通過して出場ということでした。まあ予選自体は僕も一度も落ちたことがない程度ですからそれほど高いレベルではありませんし、きっと形だけでギャラも出ていることでしょう。

　今日は実力者大会ということで、クイズ愛好家が揃っていましたから参加者のレベルはいつもより高かったとことは確かです。しかし芸能人のクイズ王としてあれだけクイズ番組に出ている宇治原も、漫才師というよりは、ほぼクイズプレーヤーです。互角以上に戦ってくれるのではないかと思いながら見ていましたが、これがもう全くダメでした。

　最初から9問目まで一言も発せず、10問目で答えたと思ったら誤答。20問目でようやく初の正解を出すも、すぐにパネルを奪われてしまい、結局パネル獲得数はゼロ。応援席にいた相方のロザン菅にも「ゼロ原」といじられる始末でした。

　普段のクイズ番組の姿からすると、本当に信じられないくらいの惨敗。他の３人に比べて一人だけ格落ちなのは明らかでした。「やらせ」疑惑払拭どころか、逆に「やらせ」確定ではないかと思います。宇治原がレギュラーで出ている「Ｑさま」も「アタック２５」と同じテレ朝系列なのに、こんなことで大丈夫なのかなと心配になりました。