幹事クリタのコーカイ日誌2017

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10月7日 ● スマホが熱暴走。

 まだ2ヶ月ほど前に買ったばかりの最新のエクスぺリア。前にも書いたようにさすが最新機種だけあって快適に使っています。ところがちょっと前に良い写真が撮れたのでそれを壁紙にしようと設定をいじっていた時に、何かの拍子にプレイストアから無料アプリをダウンロードしてしまいました。どうやらランチャーのアプリのようです。

 壁紙の設定だけではなく、ストレージの最適化だとか、バッテリーの温度チェックとか、いろいろな機能がついています。広告が出てくるのが面倒くさいけど、そういう機能があるアプリならまあいいかとそのまま使っていました。

 ところが先日からスマホを持つと随分と熱く感じます。というか、実際に熱いです。そのランチャーが警告を出してきます。熱くなっているのでクールダウンしろとかで、ランチャーをワンクリックすると「6℃クールダウンしました」などと出ます。

 ところがすぐにまた熱くなってきます。真冬ならカイロ代わりになって良いなぁ、とか思うかも知れませんが、まだ10月では熱いだけ。しかもバッテリーが急激に減っていくようになりました。以前は100%充電すると丸2日はバッテリーがもちました。ところが1時間に10%ごとにバッテリー残量が減っていき、10時間で0%になってしまうのです。10時間では朝100%で家を出ても、帰ってくるまでもちません。

 ランチャーはバッテリーを長持ちさせるために、あれをやれこれをやれと言ってきますが、どうやったところでバッテリーはどんどん減っていきます。これは困ったしおかしいぞと思って、スマホショップに相談に行きました。ショップのお姉さん曰く「まず怪しいアプリを削除して、それでもダメならデータをバックアップとってもらって交換です」とのこと。「でも最新のエクスぺリアでバッテリートラブルはほとんどないですよ」と。

 お姉さんとアプリをひとつずつチェックしながら相談しましたが、もちろん僕に心当たりがあるアプリはそのランチャーしかありません。お姉さんも「バッテリーをいじるアプリは危ないです」と同意してくれたので、早速削除します。「これで明日の朝まで様子を見てダメだったらサポートセンターに電話してください」と言われて家に帰りました。

 もちろん結果はビンゴでした。それっきりすっかりスマホは以前のようにクールです。バッテリーはゆっくりゆっくりと減っていきます。あのランチャーなんだったんだ、自分でバッテリーを暴走させておいて、クール化しろだの節電しろだの、完全にマッチポンプ状態じゃないか。そのアプリの評判を見たら、ほとんどが高評価でしたが、一部に「バッテリーが急激に減った」というコメントがちゃんとありました。あまり調べもせずに無料アプリをダウンロードするもんじゃありませんね。


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