幹事クリタのコーカイ日誌2017 |
9月26日 ● 大島に首位打者の可能性? プロ野球もいよいよシーズン終盤。各チームとも残り試合が1ケタになりました。優勝は早々に決まりましたが、CS進出争いと個人タイトル争いが残っています。そんな中、骨折で今季出場絶望となっている中日の大島にまだ首位打者の可能性が残っています。 大島は規定打席数をクリアしてから骨折したので打率.313のまま。そしていま大島の上には.317のDeNA宮崎と.314の巨人マギーが厘差でいます。例年ならタイトル争いのために打率を下げないよう試合に出ないという選択肢もあって、そのたびに「ファン軽視」と批判を受けるわけですが、今年に限ってはDeNAと巨人がCS進出を激しく争っているために、主力の2人を休ませるわけにもいきません。中日は両チームとまだ試合を残しているだけに、投手陣も大島を援護するために2人を抑え込もうとするでしょう。「もしかしたら」ということはあり得ると思います。 ただ大島としては自分で何もできない「タナボタ」首位打者が本当に嬉しいのかどうかは微妙でしょう。嬉しくないわけではないでしょうが、やはり最後まで試合に出てチームに貢献した上でタイトルを獲得するのが理想で、戦線離脱してチームも5位に沈んでいる状況で、他の打者が失速してのタイトルでは嬉しさも半分だろうと思います。しかも打率が.350を超えるような高いレベルでの首位打者でもないですし、妙な形でタイトルを取るくらいなら、来季に自分で打ちまくってタイトルを取ってほしいと思います。キレイごとではありますけど。 |