幹事クリタのコーカイ日誌2017

[ 前日翌日最新今月 ]

9月21日 ● 逃げ切れるか豪栄道。

 3横綱2大関が休場するというとんでもない異常事態となった秋場所。ひとり横綱の日馬富士も金星を3日連続で配給するなど悲惨な状況下で唯一踏ん張っていたのが大関豪栄道。今場所はカド番でしたが、さすがに上位力士が日馬富士しかいないというチャンスを生かして優勝争いのトップに立っています。

 今日負けたもののまだ2敗で、3敗の力士も今日相次いで負けたため4敗に10人が並んで豪栄道を追いかけるという大混戦というか、大混乱の中での残り3日間となりました。豪栄道は千秋楽に4敗力士のひとりである日馬富士と当たりますが、残る2番を勝てば14日目で優勝を決められます。逆に言えば2連勝で決めないと大混戦の渦に巻き込まれる可能性が高くなります。

 さすがに10人も4敗力士がいれば3人くらいは負けずに4敗をキープしそうです。もしかしたら4〜5人での優勝決定戦という珍しい状況になるかもしれないので、なかなか目が離せません。豪栄道としては決定戦になれば何が起きるかわかりませんから、なんとしても本割で優勝を決めたいところでしょう。こんなチャンスは滅多にないのですから。

 もし4敗での優勝決定戦にもつれ込んだとしたら、その時は誰が出てくるのか?恐らく日馬富士と豪栄道はその中にいるでしょうから、この2人が本命だと思いますが、元大関の琴奨菊、4連敗のあと8連勝している関脇の嘉風、今場所前半の主役だった阿武咲、下位でコツコツと勝っている人気の遠藤あたりに決定戦に出てきてほしいものです。


gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」

テニス好きなら「幹事クリタのテニス日誌」