僕は小学生の頃「皆勤賞」とは無縁の子どもでした。早生まれで体も小さく、風邪を引いたり熱を出したりすることも多い、どちらかというと体の弱い子どもだったからです。人並みに丈夫になってきたのは小学校を卒業する頃で、ようやく体もクラスで真ん中くらいになりましたが、それでもスポーツでは体力負けするので、戦略と技術でカバーしていました。

　体調を崩す季節は決まっていて、６月と９月と１１月と３月。要は季節の変わり目です。特に６月と９月が危険な時期で、急に暑くなってバテる６月と、急に涼しくなって風邪を引く９月は毎年１日は学校を休んでいました。体力がなく抵抗力も弱かったのだろうと思います。

　大人になっても相変わらず弱いことは弱いのですが、さすがに知恵がついたので、「これはヤバい」と思った時の対応策は用意しています。まずむやみに体を冷やさないことなのですが、暑がりでもあるので冷房は欠かせません。なので冷たい飲み物はなるべく控えて夏でも熱い緑茶か紅茶を飲むようにしています。

　もし悪寒がしたらすぐに薬を飲んで寝ます。何よりも寝るのが一番。体力温存です。体力さえあれば少々風邪気味になっても乗り切れます。後はテニス。「ひき始めのテニスは凶、治りかけのテニスは吉」というのが僕のモットーで、治りかけの時はテニスをしたら一気に完治です。

　最近ちょっと涼しくなってきて過ごしやすくなったのは良いですが、僕の周りでも風邪をひいたという人がちらほらいます。皆さまもご自愛ください。