幹事クリタのコーカイ日誌2017

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7月26日 ● ジョコビッチも長期休養へ。

 中日が最下位ヤクルト相手に連敗。それも今日は10点差をひっくり返されるというプロ野球とは思えないような醜態をさらして負けました。こういう話題は書いていても心が荒むばかりなので、テニス界のビッグニュースについて書きます。連日テニスネタばかりになってしまいますが。

 ジョコビッチは右肘痛でウィンブルドン準々決勝で棄権負けをしました。テニス選手の肘痛はトップ選手からアマチュアまで共通の悩みです。僕自身もかつてステロイド注射を打ったことがありますし、周りのテニス愛好家にも多い故障です。そしてプロでもアマでも治療の基本は「休むこと」なんですが、プロもアマもできることならテニスをしたいのは変わりありません。

 ジョコビッチにしても、たとえ肘が痛くてもウィンブルドンでベスト8に進めるくらいには何とかなるのでしょう。ただそれで満足できるレベルの選手ではありません。あくまでも目標が優勝なのですから、そのためには肘が痛い状態では戦えないという結論に達したのだと思われます。

 昨年フェデラーとナダルが揃ってシーズン後半を休み治療にあてました。そして今年になって2人とも全盛期のようなプレーを取り戻して主要タイトルを分け合っています。それを見ているジョコビッチが自分もと考えるのは当然でしょう。ジョコビッチはグランドスラム連続51大会出場中という記録を作ったところですが、これが止まるのも仕方ありません。フェデラーだって昨年全仏を休んで65大会連続で記録を自ら止めました。

 さて、こうなると同じように故障に苦しんでいるマレーがどうするかです。怪我の程度は人それぞれですから、マレーも横並びに休めばいいってもんじゃありませんし、ツアー側としてはジョコビッチとマレーに揃って休まれるのは大きな痛手です。ただ同い年の2人はそろって30歳になりました。年齢的にツアーでの連戦は厳しいものがあるのでしょう。うまく休養をとって、強さを取り戻してツアーに戻ってきてもらいたいと願っています。


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