幹事クリタのコーカイ日誌2017

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6月23日 ● 中日のオジサンパワー。

 交流戦明けのプロ野球が再開しました。対戦は開幕と同じカード。中日は巨人に開幕3連敗して今季のスタートが最悪になってしまって浮上するのに時間がかかっただけに、この3連戦は借りを返さなくてはなりません。

 先発は巨人が菅野、中日がバルデス。もっとも信頼できるエース同士の投げ合い。予想通りの投手戦となりました。中日は4回に森野が2塁打を放ち、福田のタイムリーで1点を先制。それをバルデスが8回まで3安打の好投で守り切り9回守護神田島に継投。ところが田島が2死1、2塁のピンチを招き、巨人は代打に左の亀井を起用。ここでベンチは田島に代えて岩瀬を投入。ここを岩瀬がセカンドゴロに打ち取って完封リレーを完成させました。

 岩瀬はなんと3年ぶりのセーブ。今シーズンは田島の前のセットアッパーとして好投を続けてきましたが、ついにセーブを挙げるまでに復活しました。今後は相手打線によっては今日のような田島から岩瀬の継投も増えるかも知れません。通算セーブ記録を持つ岩瀬はセーブを挙げるたびに記録更新です。さらに岩瀬には通算最多登板のプロ野球記録更新も今季かかっていますから、体調を崩さず故障をせずに年間を通して投げ続けてほしいものです。

 それにしても今日の中日はベテラン勢の活躍が目立ちました。勝利投手のバルデス39歳、セーブの岩瀬42歳、決勝のベースを踏んだ森野38歳、そして最後のセカンドゴロを華麗に捌いた荒木39歳。アラフォーのオジサンたちが大活躍して巨人に競り勝ち、巨人を抜いて4位に浮上しました。

 もちろん若い選手がガンガン出てきて活躍するチームが羨ましくもありますが、オジサンが頑張っているチームも、それはそれなりに応援したくなります。これから夏場はきついと思いますが、若者に負けじと戦ってほしいものです。


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