サークルへの入会希望者は年中受け付けてはいますが、実際に入会希望者が多いのはやはり春。３〜５月の３ヶ月間に集中しています。例えば昨年は２１人の初参加がいましたが、そのうち３〜５月に入った人が８人。一昨年は２３人中１３人、その前は２２人中１４人ともっと春に集中していました。人は春になるとテニスをしたくなるのです。

　ただ問題はこの新人さんたちがサークルに定着してくれるかどうかです。転勤や結婚で環境が変わったタイミングが春だったという人は意欲が高く長続きします。しかし、春になったからテニスでもしてみようかなと思うタイプは、夏の暑さや冬の寒さに簡単にめげるタイプでもあるので、あまり定着してくれません。

　もちろん新人さんが定着してくれるようにケアは僕も幹事としてしています。ただ正直言えば、どういう人が定着するかは意外にわからないものです。それはテニスのレベルとか年齢とかではなく（もちろんそれも多少はありますが）、人柄というかサークルとの相性みたいなものが大事だからです。

　どんなに素晴らしい人であっても、また能力が高い人であっても、サークルの雰囲気とかノリに合う合わないは別問題。逆に言えば社会的にはこの人どうなの、という問題児であっても長年サークルの常連として在籍している人もいます。と言うか、幹事の僕が変わり者が好きで、コミュ力が高いタイプより癖が強い人に興味を持ってしまうので、結構問題のあるメンバーも多いかも知れません。過度に社交的な人＝八方美人で信用できない、という偏見を僕が持っているせいです。

　今年の春入会者は昨年と同じ８人でした。さて来年まで残っていてくれる人がどれだけいることやら。できたら半分くらいは定着してほしいんですけどね。