幹事クリタのコーカイ日誌2017

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6月1日 ● プロ野球交流戦。

 プロ野球も交流戦が始まっています。毎年のことながらパ・リーグがセ・リーグを圧倒していて、今年も最初の3連戦を終わってセ6勝パ12勝とダブルスコアです。楽天が巨人を3タテしたのを筆頭に、パ・リーグの強さが目立っています。

 交流戦は試合数こそ減ってきていますが、相変わらずペナントレースには重要なポイントです。と言うのも同じリーグ内で戦っていると勝ち負けのトータルは当然ゼロですが、交流戦はリーグ内で自分たちだけが勝つ、もしくは負けることがあるので、一気に浮上したり逆に落ちたりするからです。

 セ・リーグのチームからすると交流戦を5割以上で乗り切れればそれだけで抜け出すことが可能になります。まして大きく勝ち越そうものなら優勝の大チャンスです。逆に交流戦に調子を落としてしまうとシーズン後半から巻き返すのは大変です。チーム状態が悪いままに交流戦に入ってしまった巨人は大ピンチだと思います。

 中日もソフトバンク相手だけに1勝2敗ならまあまあでした。シーズン序盤に不振を極めていたゲレーロが調子を上げてきていて4試合連続ホームラン。勝利に貢献しています。2000本安打を目指す荒木もモチベーションが高いせいか活躍を続けていますし、大島は相変わらず首位打者争いをしています。

 問題は平田が不調なのと、何より先発投手陣。開幕から中4日で好投を続けてきていたバルデスが疲れてきたせいか打たれ始めていますし、吉見と大野も滅多打ちにあって、この先発3本柱で2勝14敗。よくこれで4位巨人に2.5ゲーム差の5位にいられるものです。今は好調の又吉だって先発は今季からなのですから、いつまで今の調子を維持できるかわかりません。リリーフ陣にもかなり負荷がかかっているので夏場が心配です。

 それから楽天の則本。7試合連続10奪三振以上の日本新記録は見事です。指名打者制のパ・リーグには次々とスーパーエースが誕生します。そしてみなメジャーに行ってしまいます。ダルビッシュもマーくんもいなくなったのに、この先さらに則本と大谷もいなくなってしまうかと思うと、楽しみな半面ちょっと寂しいです。


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