幹事クリタのコーカイ日誌2017

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5月17日 ● 大相撲も世代交代。

 まさか昨日のこのブログを読んだわけではないと思いますが、報道ステーションが荒木を始め日本人選手5人の2000本安打カウントダウンを始めました。あまりのタイミングの良さにビックリです。本当に読んでないよね?

 と言う話はともかく、稀勢の里です。大相撲夏場所の目玉は高安の大関取りですが、先場所大怪我をした稀勢の里がどこまで回復しているかも注目だったのですが、今日遠藤に負けて2勝2敗。昨日の千代の国との取り組みも勝ったもののかなり際どい相撲でしたし、やはり左胸から肩にかけての怪我はとても万全とは思えないほど悪そうです。

 こうなると今場所このまま出場を続けるのかどうか再考した方が良いでしょう。相撲を取れないわけではない以上、横綱の責任として出るというのも立派な態度ですが、今の相撲内容が横綱としての体面を保てているかどうかという点からも考えていいと思いますし、何よりこれ以上怪我を悪化させて長期の休場になるようなことがあってはなりません。僕は治療に専念した方が良いと思います。

 それにしても最近の力士は「ガチンコ」が多いなと思います。昔のような無気力相撲は随分減ったし、星のやりとりをしている感じもありません。していたら琴奨菊は大関から陥落していなかったでしょうし、先場所も10勝して大関に返り咲いていたことでしょう。今場所豪栄道もカド番ですが、このままいくと危ない予感がプンプンします。

 代わりに高安の大関昇進は怪我しない限りは間違いないでしょう。豪栄道が仮に大関から落ちても高安が昇進すれば東西の大関はいるから番付的に大丈夫です。ここ数場所、長年停滞していた世代交代がようやく進んできている感はあります。今はまだ平幕にいる生きの良いガチンコ相撲の若手がどんどん力をつけて、上位のベテラン勢に牙を剥いている昨今の大相撲は見ていて楽しいです。注目は御嶽海、千代の国、千代翔馬、大栄翔、正代、北勝富士、貴景勝、宇良、阿武咲、豊山とたくさんいます。さて、誰が次の主役になることか。


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