先日の息子の結婚式の写真を見せるたびに誰からも「そっくり」だと言われるのが本当に口惜しいので、いかに僕と息子の顔立ちが似ていないかを証明したいと思います。

　そもそも僕の顔は完全に南方系というか、縄文顔というか、きっとポリネシアの方から黒潮に乗って日本列島にやってきたんだろうなという系統です。肌は黒く髪は天パー、眉毛が太く、目も大きく、くっきり二重瞼で、鼻が高く、とにかく濃い。父方も母方も同じ濃い系統の顔立ちで、違うのは父方が長身の家系で母方がガッシリとした分厚い体格の家系だということです。

　対して僕の妻の家系は大陸系というか、弥生顔です。朝鮮半島から渡ってきた渡来人の系統です。色が白くて一重まぶた、鼻も小さく、あっさりとした薄い顔立ちです。息子は髪と眉は僕に似ていますが、目と鼻は妻に似ているので「目鼻立ち」は完全に妻の家系の顔です。義母が亡くなる前には、よく息子を妻の弟と間違えて呼んでいたくらいです。

　僕と息子が似ていると言われるのは、ひとつには体型が似ていることがあります。それとメガネをかけて天パーなので髪を短くしていることも似ている要因です。つまりはパッと見た目が似ているから「そっくり」だと言われるわけですが、僕としては目鼻立ちが違うからとても似ているとは思えないわけです。帽子をかぶってメガネを外したら絶対に似ていません。

　と、こうしていくら僕が主張しても、きっと「そっくりだ」と言う人たちは意見を変えないだろうと思いますので、最後に証拠としてFacebookにも載せた５歳の頃の僕の写真と息子の写真を載せておきます。これを見れば決して似ていないことがわかるし、似ていると思うのは体型とメガネのせいだとわかります。本当に僕は７歳までは天使の可愛らしさでしたから。