幹事クリタのコーカイ日誌2016

[ 前日翌日最新今月 ]

5月6日 ● 長男の結婚式。

 長男の結婚式が無事に終わりました。少々疲れましたが、特にトラブルもなく和やかに滞りなく済んだのですから良かったと思います。これでまたひとつ肩の荷が降りた気がします。まだ娘が残っていますからもう少し荷は担いでいかなければなりませんが、それでも随分と軽くなってきました。

 結婚式の雑感をいくつか。息子とお嫁さんは合唱部の先輩後輩ということで、集まった友人もほとんどが合唱関係者でした。式で讃美歌を歌った時に、チャペルに響き渡った大音量の歌声にはビックリするやら笑えてくるやら。あんなに讃美歌を朗々と歌い上げた結婚式は初めてでした。

 余興でも息子の所属している合唱団の人たちが20人ほど入ってきて3曲歌ってくれました。そのためだけに来てくれて本当にありがたかったのですが、さすがに3曲は長かったのか、8歳の姪が完全に退屈していました。姪ならずとも合唱関係者でないと、やはりずっと合唱を聞いているのは少々辛いかも。だから僕にサックスを吹かせろと言ったのに。何事も「味変」は大事です。

 式と披露宴の間に新婦によるブーケトスがありました。そして、その後に新郎による「ラーメントス」も行いました。息子が大のラーメン好きということで、カップ麺を詰め合わせた袋を新郎友人たちに向けてトスをしたのです。これは結構受けていました。ブーケを受け取るよりもカップ麺を受け取る方が実利があると考えるべきなのでしょうか。

 僕と息子は似ているとよく言われますが、今回もやたらと言われた上に、Facebookに写真を載せたところ、そのイジリばかりでした。自分としては目鼻立ちが似ていないから全然似ていないと思うのですが、体型が似ているとか顔の形が一緒だとか言われます。人は大まかにしか造形を捉えないようですが、本当は細部にこそ神は宿るのです。

 そして肝心の新郎父のスピーチですが、新婦による両親への感謝の手紙朗読、新郎新婦による両親への花束贈呈ときて、そのままの流れで新郎父からのご挨拶となってしまい、完全に泣かせにきているシリアスな展開でした。これは冗談を言う空気じゃないぞと感じながらも、原稿など一切出さずにギャグを飛ばして笑いを強引にとりにいきました。特に息子の高校時代の合唱部同期たちが大いに笑ってくれたお蔭でスベらずに済んで良かったです。ノリの良い観客は大事です。

 それにしても新郎側の家族というのは半分裏方ですね。あれこれやることが多くて大変でした。そもそも来てくれた親族への対応も我々がしなければならないのに、頂いたご祝儀袋もまとめて新郎の両親に預けられるし、式場に持ち込んだウェルカムボードやブーケ(全て妻と娘の手作り)なども持ち帰らされるしで、帰りはとんでもない大荷物でした。娘の時は新婦の両親なのでもう少し楽できるのかなぁと思っています。


gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」

テニス好きなら「幹事クリタのテニス日誌」