幹事クリタのコーカイ日誌2016

[ 前日翌日最新今月 ]

4月18日 ● 森監督の采配に疑問。

 今日の中日の試合は昨日僕が書いた通りの展開で負けました。先発のバルデスは7回1失点と好投しました。しかし中日打線はいつものようにランナーが出てもタイムリーが出ず、結局相手のミスで1点を取ったのみ。バルデスから8回に岩瀬に変えて、その岩瀬が2点を取られて敗戦。誰が悪いのでしょう?

 まず直接の敗因は決勝点を奪われた岩瀬です。今日の岩瀬はボールが高めに浮いていて、全盛期の球威ならともかく、現在の岩瀬では打ち頃でした。ただそれは最初の糸井のヒットでわかったはず。なぜ2点を取られるまで岩瀬を続投させたのかはかなり疑問です。

 左の糸井に打たれるのですから、右打者には通用するはずもありません。案の定、原口、中谷、そして北條と右打者にやられてしまいました。糸井に打たれたところで右投手に変えておけばここまで傷口が広がらなかったかも知れません。投手が2人くらいしかいない高校野球ではないのです。勝ちたくないのかと疑ってしまいます。

 そして本当の敗因はタイムリーを打てない3番ゲレーロ、4番ビシエド、5番平田のクリーンアップにあることも誰でもわかります。特に酷いのがゲレーロです。見ていても打てる感じは全くありませんでした。なのに4打席全てランナーを置いてゲレーロに回ってくるのです。それだけ1番大島、2番荒木が塁に出ていたということですから、より主軸の責任も重くなります。

 主軸3人の得点圏打率は、ゲレーロ.143、ビシエド.150、平田.182です。これなら打撃も良い投手のバルデスの方が打つでしょう。打率.388、出塁率.431、得点圏打率.400の大島が完全に孤立してしまっています。「宝の持ち腐れ」とはこのことです。

 また開幕から4試合に先発してリーグ最多の26回1/3を投げ失点わずか5、防御率1.71のバルデスですが、ここまでまだ0勝0敗です。勝ち負けつかないということは、いかにバルデスが味方の援護なしで踏ん張っているかの証拠です。打率だって.375。「宝の持ち腐れ2」です。

 一体ぜんたい森監督は本当に勝ちたいと思っているのでしょうか?岩瀬を引っ張ったことも、打てない主軸を動かさないことも、我慢強いというよりは職務放棄にしか思えません。勝つための采配をしないなら監督がいる意味はありません。


gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」

テニス好きなら「幹事クリタのテニス日誌」