幹事クリタのコーカイ日誌2016

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3月15日 ● 侍ジャパン準決勝進出。

 2次リーグ最終戦となったイスラエル戦。オランダがキューバに勝ったことで、日本は勝てば文句なしで準決勝進出が決まりますが、負けても4失点以内に抑えれば失点率で1位になれます。つまり投手戦になれば良いのです。大事なことは点を取り過ぎないことで、オランダ戦やキューバ戦のような打ち合いは避けるべきです。投手戦の末に0-1で負けても1位抜けですが、打撃戦になって7-8で負けたら2位となってプレーオフ行きなのですから。変なルールですが、ルールはルールですからしたたかにいくべきです。

 そういうゲームプランを首脳陣が持っていたかどうかわかりませんが、実際に投手戦の展開になりました。5回まで日本はチャンスは作るものの得点できず、イスラエルは千賀の前に手も足も出ず沈黙したままでした。これは理想的な流れだなと思っていたら、6回筒香のホームランが飛び出して日本が勝ち越しました。僕はこのまま1-0で試合を進めていけばいいじゃんと思ったのに、その後にイスラエルが動揺したのか一気に5点を奪うことができました。

 正直「取り過ぎたな」と感じました。これでイスラエルも必死で大量点を取りにきます。5点取ったらイスラエルも最低5点は取りたくなります。しかし5点目が入らなければ日本は負けても1位なんですから、ここは3点どまりくらいにしておくところじゃない?と。そしてどうせ取るなら8点くらいとって安全圏に逃げ込めよと。

 ところがゲームはさらに日本に傾き8回には本当に8点差まで点差を広げることができました。さすがにこれはセーフティリードだろうなと思いました。最終回の投手は牧田をそんなに酷使しなくても良いから、松井とかでいいんじゃないの?イスラエルも左打者並べているし。

 ところが実際にマウンドに上がったのは牧田でした。そして牧田は左打者相手に大炎上。そもそも右のアンダースローなのですから左打者に打たれるのは仕方ありません。それなのに牧田を起用した小久保監督の思惑はなんだったのでしょう?もしかして牧田は左打者相手にどこまで通用するかを試してみたかったのでしょうか?

 監督の思惑はともかく、牧田は3点を献上しながらも何とか最後を締めくくることができました。日本は悠々のトップ通過です。準決勝以降の相手はまだ決まっていませんが、どこが出てきても強豪には違いありません。楽しみです。


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