手術した左目の痛みは少しずつ時間を追うごとに和らいできています。先生から「手術してから３日間は痛い」と言われていた通り、３日間が過ぎてようやく痛みをあまり意識しないで生活できるようになってきました。もう寝たきりで過ごす必要もなく、テレビも見られるようになりました。ただまだ本を読むだけの気力はありませんが。

　痛みは治まってきましたが、まだ目の腫れは大きく「お岩さん」のように上半分くらいは塞がっています。大きく目を開けようとすれば当然痛いですし、左目で見ようとしても霞んでしまっています。また手術したばかりですから眼球を動かそうとすれば当然痛いので、基本的には右目しか使うことはできません。なので、実際に両眼視がどれくらい楽にできるようになったかと言えば、まだ痛くて確認もできない状態です。

　ただ自分で鏡を見るまでもなく、左目が以前よりずっと真っ直ぐ前を向いていることだけはわかります。手術直後に先生が「うん、結構いい感じになった」と言っていた通りです。もっとも僕にとって問題なのは「見た目」で目が真っ直ぐに揃っていることよりも、きちとん両眼視できてテニスのボールがしっかり捉えられるかどうかなので、それができないとテニスができませんから、まだしばらくテニス復帰は難しいだろうなぁと感じています。

　まずは寝たきりから脱することはできましたから、次は日常生活がきちんとできるようになること、次に仕事に復帰できること、テニスができるようになるのはその次の段階ですから、順番に進めていくしかありません。我慢して一歩ずつです。