「間欠性外斜視」の手術のためお休みしておりましたが、何とか生きていることだけはご報告申し上げます。前に書いたように風邪のため手術も受けられないのではないかと危惧していましたが、あっさり手術はされてしまいました。ただし風邪の影響もあって血圧はかなり高く、何のために降圧剤をこの数か月飲んでいたのかわかりませんでしたが、とにもかくにも手術は無事に終わりました。

　手術中は麻酔が効いているので全く問題ありませんでしたが、手術が終わる頃に早くも麻酔が切れてきて、終わった途端にズキズキと痛み始めました。手術は昼の１２時半に始まって２時には病室に戻ってきたのですが、そこから一晩は拷問のような痛みで苦しめられました。これまでに何回か本当に痛い経験はしたことがありますが、今回はまた別種の強烈な痛みでした。

　一番痛かったのは午後から未明の12時間くらいだったのですが、痛み止めの座薬もほとんど効かず（尿管結石の時ならちゃんと効いたのに）、点滴で痛み止めを入れてもらってようやく少しだけ落ち着きました。と言っても、眼球の中に小さな針が何本も埋まっているような感じで、じっと普通にしていてもチクチクと鋭い痛みが常にするのですが、少しでも目の周りの筋肉を動かした途端に、その針が10倍になって目の中を暴れまわるような痛みでした。眼球を少しでも動かすと痛みが酷いので、基本的には両目を閉じてじっと寝ているだけ。寝ていても横向きになると目の位置が動き痛いので、基本的には上を向いて寝ていますから、今度は腰が痛くなってきます。地獄のような一夜でした。

　幸い、明け方には何となく痛みも少しずつ和らいできて、翌日の朝食は何とか起き上がって少し食べられるまでに回復しました。そのまま午前中には退院し、ずっと自宅療養中です。今日は60時間ぶりに入浴もしました。まだ長時間テレビを見たりすると目が痛くなるので、寝たり起きたりの生活ですが、確実に回復はしてきています。医師には手術後３日間は寝たきりも覚悟しておけと言われていましたが、それよりは回復が早そうです。

　そうそう、久しぶりに体重を計ったら3kg痩せていました。ほとんど食べられなかったので当然ですが、良かったです。