幹事クリタのコーカイ日誌2016

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12月11日 ● 人へのアドバイスも役に立つ。

 今日は山本麻友美プロとの練習会。サークルの男性陣とテニスをしながら、プロがそれぞれのメンバーの課題についてアドバイスをしてくれます。毎回のことなのですが、このアドバイスが人のことながらとても参考になります。思わず「なるほど!」と膝を打つようなアドバイスが多いのです。

 例えばI山くんは「苦し紛れのボレーでラケットを振ってしまう」という癖があって、それに対してプロから「苦しい時こそ握るだけ」と言われていました。きちんとボールに入れず態勢ができていない時に無理矢理ラケットワークで何とかしようと考えるのではなく、そういう時はグリップをギュッとに握るだけでラケットは動かさないようにする、そうすれば相手コートにきちんと返るので、次のボールに備えれば良いというアドバイスでした。

 I藤くんが「フォアボレーで力が入らない、相手にチャンスボールになってしまう」という悩みを相談したら、プロは「ボレーの時に肘を少し曲げる」ということを指摘していました。I藤くんのフォアボレーは肘が伸びてしまっていて力が入らず上に浮いてしまうので、肘をもう少し畳んで打てば前でボールを捉えられて力が入るのだと。なるほど、言われてみればその通りなのですが、いつも一緒にテニスしているのに僕には思いつかないアドバイスでした。力を入れるには前で打つというのはわかっても、そのために肘を曲げるというアドバイスはよりわかりやすくて具体的ですから取り入れやすいでしょう。

 K上くんのサービスについても、ラケットダウンの時に手首を伸ばすから後ろで余計な動作が入ってインパクトで遅れているという指摘をプロがしました。そのためにラケットダウンをしないで肘を後ろに引いて顔の前をラケットが通るようにすると、動きがシンプルになってミスヒットがなくなるということでした。これまで20年にわたってサークルのメンバーがいろいろK上くんの情けないサービスを改善しようとアドバイスをしてきたのですが、さすがプロは見ているところが違います。

 そしてこれらのアドバイスはそのまま自分のプレーのチェック項目にもなります。ボレーの時にラケットを振り過ぎていないか、肘を曲げて力の入るところで打っているか、サービスで手首をこねくり回していないか。調子が悪くなったらセルフチェックして修整していこうと思います。


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