幹事クリタのコーカイ日誌2016

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11月4日 ● 幹事の損切り。

 幹事の苦労のひとつに「人数の読み」があります。例えば2次会に何人参加するか?それを正確に読んで2次会の店を予約しておけば名幹事ですが、思ったよりもみんな来てしまう、もしくは帰ってしまうということも良くあることです。お店に入りきれれないとなると大変ですが、なにせ2次会の人数を読むのは結構難しいです。あらかじめ聞いたって「その時のノリだよなぁ」と考えている参加者も多いですし。

 テニスの幹事をしていても、参加数を読むのは大事です。テニスの場合は人数によってコートの面数を調整しているので、あまり大幅に狂うと全然足りなかったり、逆にコートが余ってしまって余計なコート代を払ったりしなくてはなりません。こういう時に頼りになるのが、ほぼ毎回参加してくれるレギュラーですが、あまり当てにしているとコロッと裏切られることもあるので油断は大敵です。

 また頼むと参加してくれる「義理堅い」人も大事です。ドタキャンなどが出て、いざと言う時にお願いすると何とかスケジュールを調整してくれる人は幹事にとって「切り札」的存在です。逆に頼み甲斐がないというか、全然何とかしてくれない人もいます。人間、やはり「貸し借り」ですから、借りを作ったら返そうとしますから融通も効かせますが、何にも協力してくれなければ、こちらも頼み事をされてもプライオリティは低くなります。幹事の調整能力のひとつはこの「貸し借り」のコントロールです。

 ただ中には「貸し借り」に鈍感な人がいて、そういう人は借りばっかり作っておいて平気な顔をしています。随分こちらは貸しがあるんだけどな、と思っていますが、向こうは借りていると思っていないから話が通じません。ある程度までは我慢強く貸しっぱなしですが、限界を超えると回収できなければ「損切り」するしかありません。お金と違って人間の「損切り」は怖いですから滅多にしないですけど。


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