幹事クリタのコーカイ日誌2016

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11月1日 ● 山口百恵とベストテン。

 昨日のTBS「ハロウィン音楽祭2016」で「ザ・ベストテン」が復活しました。黒柳徹子が安住アナと一緒に司会をして、あのベストテンのセットで歌とトークが繰り広げられる様子を見ていると、涙が出るくらい(出ないけど)懐かしく感じられました。本当に青春時代の思い出が甦ってくる思いです。

 ベストテンが始まった1978年1月、僕は高校2年の冬でした。幼い頃からの歌謡曲好きとしては予告の頃から楽しみにしていた番組でしたが、始まったら自分の予想を上回る面白さに完全に夢中になりました。マシンガントークの司会者2人も新しい時代のテレビを感じさせてくれたし、生放送なのにセットの転換の速さと豪華さにも驚きました。

 何より感動したのは、ガチンコのランキング、どこまでも歌手を追いかけていき生で歌わせる演出、出ない歌手は出ないとハッキリ伝える姿勢。どれもこれもこれまでのテレビの「お約束」を打ち破っていくところが17歳の心を揺さぶりました。

 番組が始まってすぐに僕は自分でベストテン用のノートを作り毎週のランキングを記録、分析を始めるようになりました。もともとランキング好き、データ好きだったので、毎週せっせと記録をしてはあれこれ考察をしていました。恐らくそんな少年が日本中にたくさんいたことでしょう。

 僕は中学生の頃から山口百恵の熱烈なファンだったので、余計にこのランキングシステムには燃えました。ライバルの沢田研二やピンクレディーとの勝ち負けには特にこだわっていまいた。もし当時にAKB48の総選挙のようなシステムがあったら僕は小遣いを全部はたいていたかも知れません。

 昨日も番組内でベストテンの山口百恵名曲集を放送していましたが、全部当時見た記憶があります。まあ番組スタートから就職するまでの5年間はほぼ欠かさず毎週木曜日にベストテンは見ていましたから当然と言えば当然なのですが。2009年に発売された「ザ・ベストテン 山口百恵 完全保存版 DVD BOX」も持っていますし。それでも何回見ても「百恵ちゃんは良いなぁ」と惚れ惚れしてしまいます。


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