幹事クリタのコーカイ日誌2016

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10月22日 ● 正座45分間。

 今日は父の十三回忌でした。住職が来てお経をあげている間、ずっと正座をしていました。いつもなら10分くらいで足を崩すのですが、何となく今日は最後まで正座をしてみようと思い立ったのです。子どもの頃は書道をしていたし、高校時代は柔道をしていたので、昔は正座は決して苦手ではありませんでした。ただ体重が70kgを超えた社会人になって以降は、体重が増えるのと比例して正座に耐えられる時間は短くなってしまいました。

 今日も正座をして5分で「これは辛いかも」と思い、10分過ぎて弟が足を崩した時に「自分ももうやめようかな」と弱気になりました。20分で嫌な汗が背中を伝います。この頃には「拷問」「虐待」という単語が頭に浮かぶようになります。30分過ぎた時にはすっかり痺れて感覚がなくなり、その頃には足を崩そうにもすでにその力もありませんでした。

 お経が終わったのは45分後。ようやく足を崩しましたが、もう全く感覚がないので体を倒して足を投げ出すのがやっとでした。立ち上がるどころか足を動かすこともできません。しばらくは下半身不随状態でした。この瞬間に大地震が起きたら逃げ出すことも隠れることもできません。45分間の正座がこれほど辛く大変だとは我ながら驚きました。いかに子どもの頃とは違う体になってしまったのかと、まさに骨の髄まで実感しました。

 正座をできない膝痛とかはありませんでしたから、とりあえず膝や足首に大きな問題はないみたいです。ただ夜になってもまだ何となく後遺症というか、痺れたような感覚が若干残っているので、ダメージは大きかったようです。あまり無理してやるものではありませんね。


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