幹事クリタのコーカイ日誌2016

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10月6日 ● 蛍がくれた勝ち点3。

 W杯アジア最終予選の3戦目はホームでのイラク戦。ここで勝ち点3を逃すようなことがあると、W杯出場がかなり苦しくなるところでしたが、アディショナルタイムでの山口蛍の劇的決勝シュートで辛うじて勝利しました。これで紙一重の差で何とか次に繋げることができました。

 試合は日本の流れではありました。前半はうまく相手を崩してシュートまで持っていくのですが、決定的なチャンスでいつものようにゴールを外し続ける展開。原口の技ありのヒールシュートで1点を先制こそしたものの、後半にセットプレーから同点に追いつかれてしまい、初戦のUAE戦と同じような重い展開になってしまいました。

 ハリルホジッチ監督は「ビッグネーム頼み」と批判された選手起用を改めて、香川や長友を先発から外し、さらに後半途中で岡崎も本田も下げました。結果的にはこの起用が成功したようで、途中出場の山口が最後にシュートを決めるわけですが、やはり名前の大きさよりも体調が良い選手を優先的に使う方がパフォーマンスは上だなと感じさせました。なんだかんだ言ってもサッカーはやはり走り負けしないことです。

 この大きな勝ち点3で次のオーストラリア戦に弾みがつきました。アジア最強のオーストラリアとアウェーで戦う次戦が最大の難所です。本来ならここは引き分けで十分なところでしたが、UAEにホームで負けてしまったために、引き分けは最低限、できたら勝ち点3という状況になってしまいました。相当ハードルが高くなっています。しかも今日の試合は確かにドラマティックな勝利でしたが、内容はいまひとつ。短い時間でチームをどこまで仕上げられるのか、まさに監督の腕の見せどころです。


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