幹事クリタのコーカイ日誌2016

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10月1日 ● グランパス降格圏脱出。

 Jリーグ創設以来の「オリジナル10」であり、これまで一度も降格をしたことがない名古屋グランパスが今年は18試合連続勝利なしという記録を作って降格争いをしています。一時期は勝ち点差7もつけられて降格濃厚かと思われましたが、ようやく球団が重い腰を上げて行った小倉監督の更迭と闘莉王の再入団が効を奏して、ここ4試合で3勝。今日の福岡戦など5-0と圧勝しました。相手がいくら降格決定の福岡とは言え、なかなか今季は見られなかったゲームでした。

 今日は残留争いのライバル新潟も勝ちましたが、もうひとつのライバルである甲府が負けたため、年間の勝ち点は新潟が30、名古屋が29、甲府が28となり、下位3チームの降格圏内からようやく名古屋が脱出することができました。しかも得失点差でも甲府に大きく差をつけることができたので、仮に勝ち点差が並んだ時には有利になりました。と言ってもまだ勝ち点差1で競り合う僅差ですから、この先どうなるかは全くわかりません。残り3試合を勝ちにいくしかないのは変わらない状況です。

 残り試合の相手は新潟が圧倒的に不利です。新潟は浦和、G大阪、広島と強豪揃い。特にセカンドステージで優勝争いをしている浦和や逆転優勝を狙っているG大阪が新潟に取りこぼすことはないでしょう。逆に甲府は福岡、湘南、鳥栖とかなり楽な相手です。鳥栖はまだしも福岡は降格決定、湘南もほぼ降格が決まりという状況ですからモチベーションは低いと思います。そして名古屋の相手は磐田、神戸、湘南。磐田と湘南は下位に沈んでいるので勝てる可能性は高いですが、セカンドステージ優勝争いをしている神戸はかなりの強敵です。

 この残り対戦相手を考えると、甲府が一番有利で新潟はかなり厳しいですが、逆に現在の順位は新潟、名古屋、甲府ですから、本当に予想は難しいところです。ただ1チームだけ落ちるとなるとあまり勝ち点の積み上げが考えにくい新潟が本命だと思います。名古屋と甲府はあと勝ち点を4〜6くらい積み上げそうですが、新潟はせいぜい3〜4が精一杯で、もしかしたら0か1かも知れません。まあこれは少々身贔屓の予想も入っていますから新潟のファンの人には申し訳ありませんが。


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