幹事クリタのコーカイ日誌2016

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8月28日 ● 監督メインのプレイングマネージャー。

 毎年恒例の「テニスマガジンゼビオカップ2016東海大会」に土日の2日間参加しました。東海大会が始まった1999年から毎年出ているわけですが、さすがに17年も経つと出ているチームも様変わりしています。17年前は僕と同世代の参加者が多数いたのですが、どんどん若返っていき、それとともにレベルもアップ。今年見渡した限りで僕と同世代は数人。僕より明らかに年上という人は見かけませんでした。150人くらいの参加者で僕は上位3%、もしかしたら一番上かも知れないくらいの高齢者でした。決して嬉しくはありませんが。

 で、我がチームも今年はかなり若返りました。昨年は54歳、45歳、37歳、46歳、40歳、40歳という平均年齢44歳の明らかに中高年なチームでしたが(それでも過去最高の2位トーナメントベスト4という成績でした)、今年は55歳、29歳、25歳、41歳、26歳、平均年齢は35歳と大幅に若返りました。しかも僕が一人で平均年齢を引き上げていますが、僕はプレイングマネージャーで、しかも選手よりも監督業中心なので、僕を除けば平均年齢は30歳くらいになります。これなら他のチームに対しても若さでひけをとりません。

 さらに僕以外の4人はみんな元テニスコーチ。これだけのメンバーを揃えられたことで、僕の監督としての役割の大半は終わったと言っていいでしょう。後はプレーする選手たちに任せるだけです。試合は団体戦で女子ダブルス、男子ダブルス、混合ダブルスの3本勝負。彼らに最初の2試合を任せて僕は最後のミックスに出場するというオーダーです。3本勝負ですから2試合を1勝1敗となると最後のミックス勝負になります。男女どちらかの実力に差があるチームはミックス勝負の作戦に出ますが、うちのチームは違います。作戦は「2本先取」というシンプルなものです。言い方を変えれば「俺を当てにするな」です。

 ひどい作戦ですが、これが当たりました。初日の3試合全て女ダブ、男ダブともに勝って、ミックスは消化試合でした。さらに今日のトーナメント戦でも女ダブ、男ダブともに負けてしまい、やはりミックスは消化試合でした。僕は2日間で4試合ミックスに出ましたが、全て勝敗が決まってからの出場だったので、妙な緊張もプレッシャーもなく純粋にテニスを楽しむことができました。監督の作戦ズバリ的中です。それで結果は過去最高の1位トーナメント進出で、しかも負けた相手が優勝チームですから「準優勝相当」だと勝手に思っています。

 消化試合だけで楽しいのか?と聞かれそうですが、僕としては今大会は監督業メインで選手兼任のつもりなので十分に楽しいです。若い子たちが自分の思った通りに頑張ってプレーして勝ってくれるのを見ているだけで満足です。実際に僕のミックスは4試合で2勝2敗でしたから、若者相手に頑張った方だとは思いますが、勝負がかかった試合だったらかなりしんどかったと思います。監督としても選手としても狙い通りの大会でしたが、画竜点睛を欠いたのは1回戦の相手が優勝チームだったこと。勝てる相手をクジで引き当てる強さが今回発揮できなかったことだけが残念でした。


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