幹事クリタのコーカイ日誌2016

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8月27日 ● 全米オープンテニスドロー。

 この週末は年に1回の大会参加ですが、自分のテニスの話は明日にすることにして、今日は全米オープンのドローが発表されたのでそちらを見ていきます。まず注目は1〜4シードのどこに第6シードの錦織が入るかです。上位4人のうちジョコビッチとマレーは避けたいので、ナダルかバブリンカの枠が良かったのですが、結果はマレーの枠でした。リオ五輪の雪辱といきたところですが、今のマレー相手では厳しいかも知れません。準々決勝で敗退となるとランキング的にも厳しいのですが。

 錦織の準々決勝までの相手は1回戦がベンジャミン・ベッカー。初戦の相手としては厳しいですが、今の錦織なら普通にやれば勝てる相手です。2回戦は予選勝ち上がりの選手になります。これも問題ないでしょう。3回戦でコールシュライバー。ちょっと曲者です。4回戦はゴファン。第12シードの若手ですから要警戒ですが、錦織の体調が万全なら勝てるでしょう。と言うことで、マレー戦までは問題は多くありません。マレーに勝てばバブリンカということになります。

 次に注目はジョコビッチの枠に誰が入ったかですが、4回戦でガスケとイズナーの勝者、準々決勝でリオ五輪後のシンシナティのマスターズで優勝したチリッチと当たります。ジョコビッチが負けるとしたらオーバーパワーしてくるようなビッグショットを持っている選手に可能性があるので、イズナーやチリッチは嫌な相手でしょう。準決勝はナダルですが、体調さえ整っていればジョコビッチはまだまだ頭ひとつ抜け出しているので決勝まで進むのではないかと思います。

 次に注目はリオ五輪で活躍したデルポトロが誰の山に入ったかです。いま最強のノーシード選手です。デルポトロが近くのドローに入ったシード選手は大迷惑ですが、その選手は2回戦で当たるS.ジョンソン、そして3回戦で当たるフェレールとなりました。ただフェレールは実はデルポトロを昔からあまり苦にしていません。ここは面白い戦いになりそうです。フェレールさえもデルポトロが撃破した場合はバブリンカが相手することになります。その次はマレーもしくは錦織、決勝はリオ五輪で勝ったジョコビッチでしょう。2009年、4強全盛時代に全米を制覇したデルポトロの復活が楽しみです。


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