音楽教室の発表会が終わると、すぐに次の発表会に向けての曲選びと練習に入るのですが、今回は１回発表会をパスしようと思っています。いま３月、７月、１２月と年に３回発表会があるのですが、どうしてもこのペースだと次々と曲の練習をするばかりで忙しくてかないません。曲の練習だけになると基礎を固める時間がないのです。テニスで言えばゲームばかりしていて、基本的な技術練習や体力つくりができない感じです。

　なので、いつもなら１２月上旬にあるレストランでの発表会への参加をやめて、次の来年３月上旬にあるライブハウスでの発表会まで時間を空けることにしました。そして、サックスでは基本に立ち返ってスケールの練習や指のトレーニング、息の入れ方、タンギングなど基本的な技術をしっかりやりたいと思っていますし、ピアノはもっとコードなどの理論的なことも勉強したいと考えています。

　とは言え、サックスの場合は３ヶ月あれば１曲仕上げられるので、９月まで基礎練習をして１０月からでも次の発表会に余裕で間に合いますが、ピアノは１曲仕上げるのに半年くらいかかるので、理論の勉強と並行してやはり曲の練習もしていかなければなりません。次はバンド形式での発表会ですから、キーボードとして参加して理論の勉強で覚えたコード弾きを実戦で試してみようかなと考えています。

　さらにバンドでコードを弾いているだけでは、ほとんど演奏中目立たないのでボーカルもチャレンジしてみようと思っています。初挑戦の「弾き語り」です。本当は自分ひとりでピアノを弾きながら歌おうと考えていたのですが、さすがにこれはピアノが止まると歌も止まってしまい台無しになる危険が高いので、バンド演奏でキーボードを弾きながら歌えば、最悪自分は演奏をせずに歌だけ歌っていても形にはなるなという狡い計算もあります。

　曲は慎重に選んでいますが、ほぼピアノのＭちゃん先生とは「これでいこう」という合意はできました。自分のキーの高さと演奏のしやすさを考えて、楽譜を移調する作業をこの連休中にできれば、いよいよピアノを習い始めた頃からの憧れである弾き語りへの挑戦が始まります。