幹事クリタのコーカイ日誌2016

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6月16日 ● ツンデレと小悪魔。

 「ツンデレ」という言葉が世の中に知られ始めたのはいつ頃でしょうか?ネットで調べると発生は2002年、流行語大賞にノミネートされたのが2006年ということですから、この10年くらいで広く認知された言葉だと思います。それまではなんと言っていたのかというと「小悪魔」という表現はありましたが、「ツンデレ」のライトな感じよりは、ちょっとワガママ度数が高くてヘビーな感じはします。

 もし僕らが若者で恋愛に苦しんでいた頃にこの「ツンデレ」という言葉があったら多分かなり気分が楽だっただろうとは思います、などと考えるのは、僕自身が昔からこういう「気分屋」の女性を好きになっては振り回されてきたからです。実は「小悪魔」という表現に相応しいほど魅力的な女性は芸能界にはいても、その辺の素人ではなかなかいません。ただ小悪魔ほど魅力的ではないものの、それでも気分によって言動が変わる女性というのはいて、そこにまた惹きつけられてしまうのです。「女運が悪い」とも言いますが、運のせいではなく好みのせいです。

 昔はその手の女性にはよく予定をすっぽかされたり思わぬ行動に出られて面喰ったりしながら、それでも必死でついていったものです。今から振り返れば本当に若くて精神的な余裕もなかったのに頑張っていたなと思います。今なら少々の女性のワガママなんて軽く受け止められるのですが、そうなる頃には機会が減ってしまい役には立たないというのが人生の残念なところ。「心技体」が揃っている時間というのは、それほど長くはありません。今の経験値で25歳に戻れたらモテモテなのになぁとよく思います。

 ちなみに「天然ツンデレ」と「計算ツンデレ」がいるようで、冷静な目で観察しているとその差が見えてきます。もちろん「天然」の方が圧倒的に手に負えません。「天然」には勝てないというのは、いろいろな分野で真実です。


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