幹事クリタのコーカイ日誌2016 |
5月29日 ● 大谷の「リアル二刀流」。 日本ハムの大谷がパ・リーグ公式戦では初めての「リアル二刀流」をしました。先発をするとともに6番バッターとして打者としても登場したのです。恐らく今度から始まる交流戦を見据えての起用でしょう。セ・リーグのチームの開催試合では当然打席にも入らなければならないですから。 大谷は素晴らしい結果を残しました。投げては7回1失点、打っては3安打1打点と大活躍。勝利に貢献しました。チームの打棒が振るったので大谷一人で勝ったというわけではありませんが、それでも一番貢献したことには違いありません。 こういう活躍を見せられると、大谷には二刀流の夢を追い続けてほしくなります。とにかく投打ともにあまりにもレベルが高く、これだけの選手は滅多に出てこないことは明らかだからです。ただ試合後に栗山監督が「2つのやるのは大変。今日見ていても、ばたつくよね」とコメントしたように、やはり大変なようです。疲れも通常の比ではないでしょうし、当然故障の不安もつきまといます。日本プロ野球の宝を簡単に壊すわけにはいきません。 どちらかを取れと言われたら、やはり162km/hを出せる投手を取ることになるんでしょうが、今季はバッティングがあまりにも調子が良いだけに、やはりもう少し打者・大谷も見たくなります。交流戦では当然打席にも立ちますから、しばらくこの「リアル二刀流」を楽しみたいと思います。 |