幹事クリタのコーカイ日誌2016

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4月13日 ● 有給休暇の取り方。

 僕は新入社員時代に大怪我をして2か月休んだことがあるためか、有給休暇を取ることに抵抗があまりないまま会社員生活を送ってきました。うちの会社では年間20日の有休が支給されるのですが、年間に数日しか休まないという仕事中毒の社員が多い中、33年間のうち大半の年をほぼきちんと有休を消化してきました。休暇が残った場合は積立休暇という大きな病気や障害で長期に休む時だけに使える休暇に回せるのですが、それがなかなか溜まらないので、仕方なく一時期はセーブして休みを残すようにしていたくらい休暇取得率が高いのです。

 1年前から異動した今の部署は年間30日休暇が支給されます。ところが休暇日数が増えたにも関わらず、現在の部署になって以来、逆に休みが取りにくくなってしまいました。それは上司や職場の雰囲気のせいというわけではなく、仕事の内容や形態が以前と違うからです。広告制作部署では基本的にプロジェクト単位で仕事が動きます。ひとつのプロジェクトは短ければ数日、長いと数か月単位になりますが、必ずどこかでいったん片が付きます。そうすると、そこで区切りがつくので暇ができ休みやすいのです。

 またプロジェクトの途中であっても、自分がやらなくても進んでいくタイミングというのがあって、そういう時には休んでも大丈夫です。ところが今の管理部署ではルーティンの仕事が毎日回っていきます。大きな山もない代わりに谷間もないので、休むタイミングがどうもとりづらいのです。暇な時でも毎日少しはやることがあり、そうすると大して用事があるわけでもないのに一日休むのはちょっと気がひけます。

 以前なら「今日は何にもやることがないし、あっても今日じゃなくても構わないから休んじゃお」と思えたのですが、今の部署はたいてい「今日の仕事は今日のうちに」という短いスパンでする仕事のやり方なので、休むならあれこれ周りの人にお願いをして休むことになります。せっかくたくさん休暇があるのに逆に休めないというのは、これまでの自分の働き方からすると忸怩たるものがあります。

 とりあえず今は午後半休をたくさん取って休暇消化にいそしんでいます。午前中だけ出てきて一気に仕事を片付けて、ランチを食べたらそのままいなくなるというのは、なかなか悪くない勤務形態です。ただ午前中だけでも出勤すると「休んだ」感は薄いので、心身の疲れはあまり癒された感じがしないのが残念。やっぱりまるっと1日休むのが一番です。


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