幹事クリタのコーカイ日誌2016

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4月7日 ● 合宿は時代遅れ?

 昨年、9年ぶりに復活させたサークルの合宿。これからはできたら年に1度のペースで開催しようと考えていて、今年も早々に日程を決めて宿を押さえていたのですが、昨年参加したメンバーが軒並み不参加表明をして全然思うように人が集まりません。昨年参加した11人は全員今年もサークルに残っているにも関わらず、参加表明したのは4人だけ。せめて半分くらいは連続で参加してくれるだろうと思ったのに完全に想定外の事態になってしまいました。

 しかも連続参加のうち3人は僕も含めてサークル歴の長いレギュラー3人で、昨年初参加の8人で今回も参加するのは1人だけですから、結局みんな合宿は1回参加しただけでもういいや、ということになってしまったわけで、これはかなりショッキングな事態です。毎回参加したいと思われないようなイベントは到底長続きしません。そもそもそんな状態で今年の合宿は成立するのかも怪しい雲行きになってきました。

 で、そこから懸命の勧誘活動を続け、合宿まで残り10日となった時点でようやく男女各5人合計10人の参加者が揃いました。昨年よりマイナス1人なのは仕方ありません。これだけ揃えばなんとか合宿としては形になります。ただ昨年から連続参加の4人以外の6人は今回が初参加。昨年と同じで、今年もまた合宿は1回参加したからもういいやとならないことを願うばかりです。

 毎年春秋2回合宿を開催していたのはもう20年くらい前のことです。当時と今とではすっかり合宿というものに対する考え方が変わってしまったのかも知れません。昔はテニスサークルと言えば合宿が定番の花形イベントで、みんな楽しみにしていたものでした。僕たちは当時から比較的リッチなリゾートホテルなどに泊まっていましたが、元来は合宿向けの民宿とかペンションなどの安宿に泊まってワイワイやっていたものです。

 しかし今は合宿なんていう昭和な響きがダメなのか、大部屋で泊まるのが苦手なのか、それともそもそもみんなで泊りがけで遊びに行くということ自体が負荷がかかって時代遅れなのか、合宿は廃れテニスコートを備えた合宿客を対象とした宿も減ってしまいました。我々古い世代だけが楽しみにしているような懐古イベントになってしまったのだとしたら寂しい限りです。何とか今年限りにならないように続けていきたいとは思っていますが。


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