幹事クリタのコーカイ日誌2016

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2月13日 ● 浮気に騒ぎ過ぎ。

 最近週刊文春が立て続けに「文春砲」を呼ばれるスクープを連発していますが、話題性は高くても内容はくだらないものが大半です。甘利大臣の件はまだしも、ベッキーにしろSMAPにしろ清原にしろ、所詮は芸能スキャンダルであり、ひと通り話題にして楽しんだら、もういいじゃんと思うのですが、世の中にはいつまでも拘る人が多くて、しかも正義を気取って糾弾しているのを見ると「なにがしたいの?」と思ってしまいます。

 で、今の最新の話題は「イクメン議員」の宮崎謙介の浮気です。これは男性の国会議員が育休を取ると言って話題を呼んだのに、そのご本人が妻の妊娠中に浮気をしていたから騒がれているわけですが、まあ所詮はプライベートな夫婦の話です。ネタとしては面白いですが、本人がもう議員を辞職すると言っていることですし、それ以上ギャーギャー言っても仕方ありません。妻の妊娠中に浮気する夫など掃いて捨てるほどいますし、何ら珍しい話でもありません。当事者の夫婦間で喧嘩して揉めるのは当然ですが、それでマスコミがいつまでも世間の一大事のように大騒ぎし、便乗したようにネットで叩きまくる意味がわかりません。

 これはベッキーと川谷の時もそうでしたが、著名人の男女の恋愛トラブルなんて、一過性のありふれたネタに過ぎません。他人にとっては関係ない話です。それをまるで裁判官気取りで断罪している人は、自分を何様だと思っているのでしょう。宮崎は公人でしたからまだしも、ベッキーや川谷がお前に何か迷惑をかけたか?と聞きたくなります。会話のネタにするくらいは仕方ないけど、過剰に攻撃して彼らの人生をむちゃくちゃにすることはないでしょう。そこまでの大悪人ではありません。

 きっとこれからも似たようなスクープは続くことでしょうし、そのたびに主役たちは徹底的に攻撃されてしまうのでしょうが、いい加減ちょっと落ち着こうよと言いたくなります。ネットのお蔭で自分もマスコミ気取りで発信する手段をたくさんの人が得たわけですが、ぼちぼち成熟して叩くにしても抑制を効かせることを覚える時期じゃないかと思います。


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