幹事クリタのコーカイ日誌2016

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1月30日 ● ブラタモリはいつ名古屋に来るか。

 昨日も書いたように「ブラタモリ」はいま僕がもっとも愛好するテレビ番組のひとつです。特にタモリがいいともをやめてから全国を回るようになって以来、欠かさず見ています。今日の「松山」も数年前に行きましたが、特にこういう行ったことがある町が登場すると余計に見ていても面白いです。と言うか、これまで取り上げられた町のほとんどは行ったことがあります。

 ただどうもブラタモリが訪れている地域に偏りがあります。これまでの訪問先を羅列してみます。京都、長崎、金沢、鎌倉、川越、函館、奈良、仙台、松江、出雲、軽井沢、福岡、富士山、札幌、小樽、碓氷峠、日光、熱海、小田原、松山。人気観光地が中心なのはわかります。東京目線で見て旅行先として訪れたい都市が並んでいます。

 まあ同じ地域をまとめて訪れる(松江と出雲、札幌と小樽、熱海と小田原)のはロケの都合や効率もあるのでしょう。とは言え、東海地方、特に名古屋とか岐阜とかは、あまり東京の人が旅行先として候補に考えないから、ブラタモリでも後回しになっていて来ないのかなと考えてしまいます。もしくはタモリが大昔に名古屋イジリをネタにしていたから未だにそれを引きずっているのか。

 もし名古屋をブラタモリで取り上げるとしたら、面白いネタはいくらでも思いつきます。地形をベースにした町づくりがテーマになりやすいブラタモリですから、一番考えられるのは信長の作った城下町岐阜と、家康が考えた城下町名古屋を2回セットでやることです。信長は清州から小牧、そして岐阜、安土と城下町を作りながら移動していきました。清州から始まる信長の町づくりをテーマにするだけでも面白いです。

 そして名古屋は家康が「清州越し」を命じて新たに作られた町です。御三家筆頭の尾張藩の名古屋城の立地選びや城下町の区割り、熱田神宮との関係や宮の渡し、東海道の整備なども視野に入れて、家康がどう考えて名古屋を作ったのかを探るのも面白いと思います。名古屋だけで2回はできます。そして信長と家康、2人の町づくりについての比較をできれば、かなりタモリ好みの企画になりそうです。

 もうこのままNHKに企画書を出してしまおうかと思うくらい良いネタだと思いますので、ブラタモリには早く名古屋に来てほしいものです。


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