幹事クリタのコーカイ日誌2016

[ 前日翌日最新今月 ]

1月18日 ● 中居たちは白旗を上げた。

 どうやらSMAP騒動も収束に向かうようです。今日のスマスマで緊急生放送までして5人がそれぞれに話をしましたが、その中で草なぎが「今回ジャニーさんに謝る機会を木村くんが作ってくれて、いま僕らはここに立てています」と言いましたから、これが木村以外の4人の降参宣言でしょう。彼らはメリーの軍門に下ったということです。ジャニーズ事務所側がお抱えメディアに書かせた筋書き通りになりました。悪いのは飯島、中居で、木村が正義のヒーロー。首謀者の飯島は追放、追従した中居は謹慎、木村は大出世ということでしょう。

 これで飯島氏に悪名を着せて追放し、SMAPを黙らせ、メリーは安心してジュリーに後継のバトンを渡すことができるわけで、まるで戦国時代の大名家のお家騒動そのものでした。「封建制」と揶揄されるジャニーズの体質が見事なまでに露呈した騒ぎで、ほとんど時代劇です。違うのはテレビの時代劇なら本当の悪人が最後には悪事を暴かれて処分されるのに、こちらは悪人の筋書き通りに事が運んでしまったということです。

 ただネットがここまで発達したいま、果たして「ジャニーズ大勝利」と浮かれていられるのかと言えば、決してそんなことはないでしょう。いくらメディアを通じて印象操作を図ったところで、おかしいのは事務所だとほぼバレバレです。メリーがパワハラして功労者の飯島を追い出し、中興の祖であるのに気に入らないSMAPの首根っこを無理やり抑え込んだということを誰もがわかっています。SMAPファンにしてみれば今後は木村以外は冷遇されるんだろうとみんな心配していることでしょう。そもそも飯島氏のマネジメント抜きで、どこまでSMAPに仕事が回ってくることやらです。中居らはそんなブラック企業に残って本当に正解だったのかと思います。

 ただメリーも89歳と高齢です。近い将来実権はジュリーに禅譲されるのでしょうから、その時がジャニーズが変わるチャンスです。少しはマシな会社になるかも知れません。もっとも北朝鮮も代替わりしたら余計に酷くなっていますから、ジャニーズもより悪くなる可能性もあります。そうなったらいよいよ帝国は北朝鮮よりも早く倒れてしまうことでしょう。


gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」

テニス好きなら「幹事クリタのテニス日誌」