幹事クリタのコーカイ日誌2015

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12月28日 ● 大出血の条件。

 今日は仕事納め。少し早く帰れるので、退社後に鍼灸院に寄りました。施術してもらい少し体が軽くなっての帰りの地下鉄。乗って座って本を読み始めたら「あれ?」。右の鼻がムズムズすると思ったら鼻血が出てきました。ひと駅は様子を見ていましたが、これはマズイぞと思って次の駅で下車。ホームのベンチでポケットティッシュを鼻に詰めて様子を見ますが、一向に止まる気配がありません。それどころか、どんどん出てくるので、いよいよこれはマズイと思って、改札口を出てトイレの個室にこもりました。

 出血が激しくて詰めたティッシュがすぐに真っ赤になって溢れてきてしまうので、とても手持ちだけでは足りません。トイレの個室にはペーパーがあるので、それで何とか決壊を防ぎ続けました。個室に立てこもること40分。途中下車したのが乗降客の少ない駅なので、トイレに入ってくる客も少なく、2つある個室のもう一方に入る客も一人もいなかったのが幸いでした。結局最終的に鼻血が止まるまで小一時間。ようやく落ち着いたので地下鉄に乗って帰ることができました。

 鼻血は子どもの頃から頻繁に出るのですが、ここのところ止まるまで時間がかかることが増えました。1時間くらい出血が続くことも時々あって、忙しい時など何かと差し支えるので困ります。鼻血が出るタイミングは大抵決まっています。ひとつは当然のことながら鼻に衝撃が加わった時。中高生の頃はプールへ飛び込んだだけで出血していました。これが周りにバレると「女子の水着を見て興奮したんだろう」とからかわれるので困ります。

 それ以外ではしばらく俯いている時。これは多くが本を読んでいる時で、学生時代なら授業中とか、会社に入ってからは仕事中か通勤途中ですから、これもいきなりの出血はかなり困ります。家でゴロゴロしながらテレビを見ている時とかには出ないで、人目のある、ちゃんとしていなければならないタイミングで出るのです。なるべく今日のようにすぐにトイレに立て籠もりますが、そうもいかない時がたまにあると進退窮まります。

 そして一番頻度が高いのは寒い時に急に暖かい場所に入った時。冬に暖房の効いた部屋とか電車の中とか、一番多いのがお風呂に入っている時です。寒い季節に温かい浴室で俯いて顔を洗うと、条件がどんどん重なって揃っていくので、かなりの高確率で鼻血が出てきます。今日も寒い屋外から暖かい地下鉄に乗って、俯いて本を読み始めたので、条件の2つが揃ってしまいました。と言っても、それは冬場の日常ですから、いつもそれで出血するわけではありませんが、今日はそれに加えて鍼灸院で施術してもらって血行が良くなっていたのも加わっての大出血だったのではないかと思います。

 というわけで、これからの季節は春先まで僕にとっては要注意シーズンです。妙に逆上せそうな生暖かい場所にいるくらいなら、冷たい外気にさらされて、頭を冷やしている方がマシです。昔から言われる「頭寒足熱」がやはり体には一番です。


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