幹事クリタのコーカイ日誌2015

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12月18日 ● 大河ドラマ「真田丸」は楽しみだらけ。

 年末になると来年の大河ドラマが気になりますが、特に来年は発表された時から気になっていた「真田丸」です。脚本が三谷幸喜、主演が堺雅人、そして主人公が真田幸村とくれば面白くないわけがありません。早く見たいと今からわくわくします。

 三谷幸喜は以前の「新選組!」の時も面白かったですが、あれは少々才気走り過ぎていて一般受けは悪かっただろうと思います。僕はいかにも三谷らしい作品だっただけに好きでしたが。この作品の時に山南敬介を演じて人気が出たのが堺雅人です。ここから堺は「リーガル・ハイ」「半沢直樹」で一気に視聴率男の座に駆け上がりました。その2人が手を組んで再びの大河ドラマです。重ねた年輪の分だけ落ち着きと重みが出て、きっと面白くてしかも大河らしい作品になるだろうと期待しています。

 三谷は子ども時代からの大河ドラマ好きを公言しているだけに、大河のDNAを受け継いでいると思っています。最近の女子向けのふわふわした大河ではなく、骨太で熱い大河。自由で奔放な大河。そんな大河ドラマに相応しい主人公が真田幸村です。大昔から人気のある幸村ですが、最近はあまり取り上げられることも少なくなっていました。かつては有名だった「真田十勇士」を知っている人もあまりいないでしょう。それだけに幸村にまた脚光が浴びるのは楽しみです。

 さて注目のキャストですが、「三谷組」の役者はもちろん、癖のある俳優陣が多く起用されています。幸村の父・昌幸に草刈正雄、兄・信幸に大泉洋、妻・きりに長澤まさみ。徳川家康に内野聖陽、豊臣秀吉に小日向文世、織田信長に吉田鋼太郎、上杉景勝に遠藤憲一、北条氏政に高島政伸、淀君に竹内結子、大政所に鈴木京香など。他にも西村雅彦、斉藤由貴、近藤正臣、藤岡弘、草笛光子、高畑淳子、木村佳乃、黒木華など、本当に達者な俳優が揃っていて期待できそうです。

 前にも書きましたが、あとは真田十勇士を誰が演じるのかが楽しみです。猿飛佐助、霧隠才蔵など有名な、しかし実在したのかどうかもよくわからない忍者たちを三谷がどう描くのか?またドラマの中で立体地図をゲーム「信長の野望」シリーズのプロデューサー、シブサワ・コウ氏が監修しているそうで、これも「信長の野望」の大ファンだった僕としては楽しみです。

 これほど始まる前からツボにはまることがわかっている大河ドラマもありません。いやはや、何回も書きますが、本当に楽しみです。


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