幹事クリタのコーカイ日誌2015

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10月7日 ● 有終の美の山本昌と来季の中日。

 今日の広島戦で山本昌が現役最後の登板をしました。と言っても初回先頭打者の丸だけと対戦。アウト1つを取って降板しました。広島は阪神とクライマックスシリーズをかけて戦っている大事な試合でしたが、気持ちよく付き合ってくれて良かったと思います。もっとも広島はその後に投げた大野と若松に完璧に抑えられてしまい1安打完封負け。クライマックスシリーズ進出を逃してしまいましたが。

 これで山本昌は50歳での先発登板という記録を残して堂々の引退です。マサ以外にも谷繁、小笠原、和田と名球会入りしたレジェンドクラスの選手が次々と引退していく中日ですが、さて来季は彼らが譲ってくれたポジションを若手がきちんと埋めることができるのかどうか。正直、落合GMになってからまともな補強をできていないだけに不安ばかりが募ります。

 スポーツ紙では谷繁監督も更迭して落合監督復帰説まで流れています。確かに落合が監督時代の中日は黄金時代でした。落合がGMとして獲得した選手たちを率いて指揮を執るというのなら、確かにそのお手並み拝見という気持ちはファンとしてはあります。落合を贔屓にしている白井オーナーの心持ちひとつで実現するかも知れませんが、だとすると谷繁が可哀想です。兼任監督だけで終わってしまうなら、何のために監督にしたのかと。

 それにいま谷繁のクビを切ったら、すぐさまDeNAが中畑の後任に据えてしまいそうです。同じリーグのライバル球団に谷繁が行ったら中日の情報は全て筒抜けですから、おいそれとは谷繁を更迭させることはできないだろうと思います。やはり現実的には来季も今の体制のままで、何とかドラフトやFA、トレードなどで有力な選手を獲得することでしょう。楽天の嶋は今年こそFAで獲得できるのでしょうか。

 欲しいのは捕手だけではなく、先発投手、抑え投手、ホームランの打てる外野手と数え上げたらキリがありません。引退したレジェンドたちの方がマシだったと言われないように頑張ってほしいです。


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