幹事クリタのコーカイ日誌2015

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10月6日 ● 「あさが来た」感想。

 先週から新しいNHKの朝ドラ「あさが来た」が始まりました。このドラマが発表された時にも書きましたが、朝ドラ初の幕末〜明治が舞台ということで、ちょっと楽しみに見ています。なにせ僕は朝ドラ定番の戦前戦中の時代が暗くて好きではないので、明るくて前向きな明治時代が舞台の方が見ていてホッとします。もっとも朝ドラの定番である「嫁いびり」も始まりそうで、決して明るいばかりではないところは仕方ありませんが。

 とは言え、基本的にはここまでよくできたドラマだと思います。まず明るい。そしてテンポが良い。わかりやすい。それでいて、ちゃんと時代考証もおろそかにせず設定や話に違和感や無理がない。脚本の大森美香が達者なのだろうと思います。

 キャスティングも悪くありません。主人公あさ役の波瑠とその姉のはつ役の宮崎あおいがまずキャラクターに合っていて良い雰囲気です。宮崎が存在感があり過ぎて、油断すると主人公よりも彼女を見てしまうのが玉に瑕ではありますが。他の周囲の人々も好演しています。友近がちょっと「友近感」が強くて役が入ってきにくいところはありますが、寺島しのぶも萬田久子も良いし、なにより柄本佑が見事です。

 ところでキャスティングから危惧していた波瑠の京都弁はどうなんでしょう?ネイティブではない僕にはどこがどうとは指摘できませんが、流暢さはないので違和感はあります。ただ関西出身の俳優ばかりではないので、彼女だけが目立っておかしいとは感じないから、ドラマとしてバランスは取れているのかも知れません。


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