幹事クリタのコーカイ日誌2015

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10月2日 ● 山田とバーネット。

 ヤクルトが14年ぶりのセ・リーグ優勝を果たしました。大混戦のペナントレースを最後に抜け出すことができたのは、シーズン後半に復帰した館山とバレンティンの力かなと思いますが、シーズンを通して活躍したのは打者ではもちろんトリプルスリーの山田、そして投手では抑えの切り札のバーネットでした。

 山田の活躍は言うまでもありません。昨年大ブレイクしたと思ったら、今年は一時期は4冠王になるかという猛打でチームを引っ張りました。首位打者は川端、打点王は畠山と、それぞれチームメイトに譲りましたが、強打のヤクルトの中心は間違いなく山田でした。チーム生え抜きの高卒ドラ1の若手がこれほど大活躍するとは、全くドラ1野手が育たない某エビフライ球団ファンとしては羨ましくて仕方ありません。

 そして打に比べて投が弱いヤクルトを支えたのがバーネットです。ヤクルトの優勝を報じるニュースを読んでいると、あまり取り上げられていないのは「ガイジン」だからかと疑ってしまいますが、先発が貧弱な投手陣を打って支えて、そして逆転したらバーネットを中心としたリリーフ陣の出番でした。バーネットはここまで3勝1敗40セーブ、防御率1.31。見事な成績です。これまで最多セーブとなった2012年以外はあまりパッとしなかったのに、今年は本当にフル回転。こんな抑えがいたら競り勝てます。救援投手がどれだけ試合をぶち壊したか数え切れない某シャチホコ球団ファンとしては羨ましくて仕方ありません。

 さて、優勝も決まったので次はクライマックスシリーズです。3位争いは阪神と広島とが激しく競り合っていますが、どちらも先発投手はそこそこ良いのですが打線が貧弱です。と言って2位の巨人も全然打てないうえに、投手陣も大したことありません。普通に考えたらアドバンテージがあるヤクルトが有利と思いますが、短期決戦だけに例えば広島が前田と黒田とジョンソンをフル回転させたら先に3勝を上げるのは決して無理な話ではありません。もっとも広島の場合はまず3位に滑りこむことですけど。


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