幹事クリタのコーカイ日誌2015

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9月23日 ● セ・リーグの優勝争い。

 大相撲もラグビーも面白いのですが、佳境を迎えているのがプロ野球セ・リーグ。首位ヤクルトを巨人と阪神が追っていましたが、直接対決で巨人が阪神を突き落し、いよいよマッチレースになってきました。残り試合数を考えても、巨人はもうほとんど負けられない戦い。特に今週末のヤクルトとの直接対決が大きな鍵を握ることは間違いありません。

 数字の上ではヤクルトが優位です。2ゲーム差ある上に残り試合数もヤクルトの方が多いので自力でいけるチャンスがあります。ベテランが多い巨人は優勝経験が豊富で、その点ではヤクルトよりも有利ですが、今のヤクルトを見ていると個人タイトルを獲ろうとしている選手たちが多く勢いがあるので、優勝を意識しての「勝ちびびり」はなさそうに思います。

 クライマックスシリーズのことを考えると、阪神もこれ以上連敗しているわけにはいきません。4位広島との差は2.5ゲーム差ありますから、よほど負けこまない限りはAクラスをキープできると思いますが、なにせ阪神はここにきて急に元気がなくなってしまいました。阪神にとって幸いだったのは広島も付き合って同じくペースダウンしていることで、阪神も馬なりに試合ができれば逃げ切れるでしょう。もっとも東京ドームで巨人と戦ってもあっさり負けてしまいそうなので、阪神としてはできたら2位になって甲子園で巨人とCSを戦いたいところでしょうが。

 そして実は最下位争いも激烈です。弱い同士同じように勝ったり負けたりを繰り返していて、なかなか差が開きません。中日はベテランたちの引退が続いていて、それで一種のお祭り状態になっているので妙な盛り上がりはあります。和田は本当によく打っているので、引退がもったいないと思いますが、これは消える前の蝋燭の最後の煌きなのかも知れません。


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