幹事クリタのコーカイ日誌2015

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9月4日 ● 日本人が消えた全米オープン。

 衝撃の錦織初戦敗退から始まった今年の全米オープン。土居、奈良、西岡が2回戦に進んだので少しだけ気が紛れましたが、彼らも2回戦であえなく敗退。ダブルスも含めて日本人選手が早々にいなくなってしまいました。残念ですが、錦織が本格化する前はこれが普通の状態でしたから耐性はあります。とは言え、やはり大会前の期待が大きかっただけに、この空気の抜けた感はいかんともしがたいです。

 錦織に勝ったペールは2回戦も突破しました。このまま上位まで勝ち進んでくれれば「ドロー運が悪かった」と嘆くこともできそうですが、果たしてどこまで勝ち上がってくれることやら。錦織以外の主なシード選手では第11シードのシモン、第17シードのディミトロフ、第18シードのモンフィスなどが負けていますが、やはり第4シードの錦織の初戦敗退が一番のアップセットであることは間違いありません。

 上位シードの選手たちの中ではジョコビッチとフェデラーのトップ2の安定した強さが目をひきます。それに比べてマレーは2セットダウンから逆転と苦戦しましたが、苦戦しても勝てばいいのです。負けてしまった錦織とは違います。このまま錦織の山から誰が準決勝まで勝ち上がるのかと考えると、フェレール、チリッチ、ツォンガあたりが有力ということになりますが、この3人なら錦織が良かったなと思うので、やはりペールに期待したくなります。誰と当たってもガンガン錦織戦のように打ちまくってほしいものです。

 と言っても、もともと時間的にライブで見るのが辛い全米。この先、僕がちゃんとライブで見るとしたら準決勝くらいなものでしょう。決勝は月曜日になるので会社を休まない限り見ることができません。WOWOWもきっとガッカリしているでしょう。錦織が勝ち進んで契約者がまた爆発的に増えることを期待していたでしょうから。ペールに恨み言を言っても仕方ありませんが、本当にやってくれたな、とダチョウ倶楽部の上島竜平のように言いたくなります。


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