幹事クリタのコーカイ日誌2015

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8月17日 ● 今年の甲子園は面白い。

 夏の甲子園が盛り上がっています。今年は早稲田実の清宮を筆頭に、注目の選手が数多くいるし、大会前から優勝候補と言われていた高校が実力通りに勝ち上がってきているので、好対決、熱戦が目白押しです。

 準決勝の組み合わせは早稲田実vs仙台育英、関東一vs東海大相模となりました。東京2、神奈川1、宮城1と東日本に偏りました。準々決勝の顔合わせを見ても、関東、東北、九州だけで、従来高校野球が強かった東海、近畿、中国、四国が1校もベスト8に残らないという意外な結果になっています。それだけ高校野球の地域格差がなくなってきた証明でしょう。

 ここまで実力伯仲の有力校が勝ち上がってくると、優勝予想はかなり困難です。どこが勝っても不思議はありません。好投手が複数いる東海大相模が有利かと思いますが、なにせ一発勝負だけに、どこのチームにも十分チャンスがあります。波に乗っているのは関東一のような気がします。

 個人では1年生とは思えない清宮の活躍も注目ですが、関東一のオコエ瑠偉も素晴らしい選手です。清宮はまだ打つだけの選手ですが、オコエは走攻守が揃っています。あの足の速さ、バネ、思い切りの良さ。日本のプロ野球よりもメジャーで活躍しそうな選手です。

 負けはしましたが、九州国際大付の山本武白志も期待の高校生でした。長打力もあるバランスが取れた選手で、九州だけにこれまたソフトバンクに入るようなことがあれば、ますますソフトバンクは手がつけられなくなりそうです。

 投手では東海大相模の小笠原がダントツのドラフト候補でしょう。なんといっても左腕ですから、プロでもすぐに使われそうです。関東一に競り負けはしましたが、中京大中京の上野も球速だけではなく制球もよく、ぜひ地元中日は獲得してほしい投手です。将来プロ野球でも見られそうな選手がたくさんいる年は、先のことも考えながら見られるのでより楽しいです。


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